あまから手帖による料理人のためのウェブマガジン「WA・TO・BI」では、最新の調理技術、大切にされてきた古い仕事、生産者による食材紹介、日本の酒のこと、うつわの知識、雑学など、日本料理にまつわる旬の話題が日々更新されています。●WA・TO・BIhttps://www.watobi.jp/辻調はそのなかで、「日本料理のことば」を担当し、月に1度「へぇ～」と思える語源由来を紹介しています。9月のテーマ

9月6日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。過去にもいろんなサンドイッチを作りましたが、今回は人気のアレ！グレーテルが残したメッセージは「切ったら花が咲く！！」今宵ひもとくのは、「心ときめくフルーツサンド」です。今や空前のフルーツサンドブーム。断面のインパクトを重視した斬新なフルーツサンドに、「断面萌え」という言葉があるほど。専門店も続々と登場し、美味しくて、なおかつかわいい、果物への

9月7日（火）の毎日新聞（夕刊）に「美食地質学入門」が掲載されました。 テーマ食材は「うどん」。 うどんは小麦の加工品ですが、麦類というと日本では小麦、大麦、エン麦、ライ麦などの総称で、中でも農林水産省の統計では食用に用いられることの多い小麦、二条大麦、六条大麦、はだか麦を4麦（よんばく）と呼びます。（後ろの３つは大麦の種類ですが） この麦類、主食としての利用以外にも味噌などの調味料や酒類の製造に