通信教育部ブログ

受講生日記

洋菓子 第11課 シュー生地(2)「サントノレ」



皆さん、こんにちは!
今回はパート・ブリゼ × シュー生地で作るお菓子、サントノレ。
昔NHKの「グレーテルのかまど」でサントノレを見た時から、作ってみたかった憧れのお菓子です!
ちゃんと作れるといいな♪


◆パート・ブリゼで土台を作り、パータシューを絞り、焼く



パート・ブリゼを基本分量の1/2で作り、そこから220gを取り、2分割して、
それぞれ直径18㎝くらいに伸ばします。
一旦冷蔵庫で冷やし固めてから、直径18㎝のケーキ型で切取りました。
今日も涼しくて生地が作りやすい♪


◆オーブンを200℃に予熱開始。



パータシューを作り、直径13㎜の丸口金を付けた絞り出し袋に入れます。
クッキングペーパーにパート・ブリゼを置き、刷毛で水を塗り、シュー生地を絞ります。

中心部分は薄く絞るのですが、すごく厚みが出てしまいました・・・



残った生地は直径2㎝の円形に絞り出して、ドリュールを塗ります。
200℃のオーブンで45分、プチシューは30分焼きます。




焼き上がり・・・
焼いてる途中、パート・ブリゼにピケするのを忘れていたことを思い出したのですが・・・
良かった、意外と大丈夫でした。




クーラーに取って冷まします。
もう少し焼き色が付いてても良かったかな。


◆バニラシュガーを作る



そう、これなんです!
この使い終わったバニラのさやが欲しかったので、
クレム・パティシエールを大量に使うお菓子を先に作っておきました。




この使い終わったバニラのさやは、まだ香りが十分残っているので、バニラシュガーに使えるそうです!
キレイに洗って乾燥させて、ミルサーを使って粉末にし、砂糖に混ぜます。
種しか使わないのに、バニラって高いな・・・と思っていたのですが、
これなら無駄なく使えて良いですね。


◆クレム・ア・サントノレ(クレム・シブースト)を作る
クレム・ア・サントノレはクレム・パティシエールとムラング・イタリエンヌを合わせたクリームです。
同時に出来上がるようにして、温かいうちに合わせます。



バニラシュガーを使ってクレム・パティシエールを作り、最後の加熱前まで作っておきます。
ムラング・イタリエンヌを作った後にクレム・パティシエールを完成させ、そこに板ゼラチンとキルシュを加え、
温かいうちに2つを混ぜ合わせます。




クレム・ア・サントノレの出来上がり。ちょっと柔らかいかな・・・


◆組み立てる



生地が冷めたら、クレム・ア・サントノレを平らになるように入れます。
片方は周囲のシューより高くなるようにならします。




テキストには直径11㎜の星口金でクリームを絞る、と記載がありましたが、
私は手持ちの直径11㎜の星口金10切のものを使いました。
角が全然シャープにならないので、きっと柔らかい・・・

冷蔵庫に入れてクリームを冷やし固めます。



もう一つはクレム・シャンティイで仕上げます。
クレム・ア・サントノレを少なめにつめ、冷蔵庫で冷えて固まったら、クレム・シャンティイをサントノレの口金で絞ります。
立て続けに絞ってたので、絞り終わりが変な感じになっています。
1回1回、絞り終わりをスッと切ってから次に進まないと、つながったような感じになって
キレイな花びらにならないのですね・・・やっぱり絞りはムズカシイ。これも冷蔵庫で冷やします。




鍋に水、グラニュー糖、水飴を入れて火にかけ、少し色が付き始めたらヘラで混ぜ、
ブロンド色になるまで煮詰め、鍋ごと水につけて色と固さを調整します。
余熱で火が通り、色が濃くなってくるので、このタイミングが難しい・・・




クッキングペーパーにピスタチオのスライスを並べ、プチシューの上部にキャラメルをつけ、
キャラメルをつけた面を下にしてピスタチオの上に置き、固まるまでおいておきます。

ピスタチオのスライスを買うのがもったいなかったので、
いつものおつまみ用のピスタチオを半割にして使いました。



キャラメルはすぐに固まってくるので、取り扱いが難しいです。
固まってきたら弱火で徐々に加熱していき、溶けたら作業、という感じでした。




キャラメルが固まったら、垂れたキャラメルははさみで切り取ります。




キャラメルが固まったら、リング状のシューの上に張り付けます。




シューの間にクレムシャンティイを絞って出来上がり♪
でもシューとシューとの間が狭すぎて、なかなか思うように絞れませんでした。
先ほどの直径11㎜の星口金10切をそのまま使ったのでちょっと大きすぎたみたいです。
シューを1個減らした方が良かったかもしれません。





ヤッター出来ました♪

でもなんか仕上がりが雑・・・
その時は作業したり写真に撮ったりと、必死なので全く気付いていませんでしたが、
改めてよく見るとキャラメルのかけ方がキタナイ・・・
そして奥のクレム・ア・サントノレで仕上げた方は、絞りのエッジが緩くなってるし。




クレム・シャンティイで仕上げた方の断面です。

ALLクレム・ア・サントノレで作った方は、ムースみたいな感じで
シューもふわっと、練り込みパイ生地がサクッとして美味しかったけど、
クレム・ア・サントノレがちょっと重いかな・・・
クレム・シャンティイがあった方が味のバランスが取れていて、私は好きでした。

正直言うと、見た目に対して味が地味だな・・・と思うのですが、
見た目が華やかでゴージャスなので、結婚式とかパーティー向きだと思いました。
クロカンブッシュ的な感じですかね。

でも作るのは無理だと思っていた憧れのサントノレが作れたのでめっちゃ嬉しいです。
もっと華やかに装飾して、パリブレストも作って、今年のクリスマスに出してみるかな・・・




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