通信教育部ブログ

受講生日記

洋菓子 第8課 折り込みパイ生地(1)「ミルフイユ」


皆さん、こんにちは!
第8課からは折り込みパイ生地「フイユタージュ」を使って、なんとなんとミルフイユを作ります!
これも私の憧れのお菓子なのでめっちゃ嬉しい!
でずがホントに作れるか心配です・・・


◆フイユタージュ・アンヴェルセを作る 

フイユタージュ・オルディネール(デトランプでバターを折り込む方法)で作るのかとばかり思っていたのですが
フイユタージュ・アンヴェルセ(バターでデトランプ折り込む方法)で作るそうで・・・
より難しい作り方を指定してくるとは・・・辻調さんのいけず・・・

ミルフイユはフイユタージュ・アンヴェルセ基本分量の1/2で作るので、最初から1/2で作りました。
まずはデトランプから。



薄力粉と強力粉を混ぜてふるったものは冷凍庫で冷やしておきました。
そこに塩をよく混ぜて冷蔵庫で冷やした水を注ぎ、水が全体にいきわたるように指を開いて混ぜます。




更にカードで切り混ぜて、さらに滑らかになるまで練り、まとめます。




表面に十字に切り込みを入れて、ラップに包んで冷蔵庫で冷やします。




バターを準備する。
バターは切って手で練ることのできるギリギリの柔らかさにしました。




バターに小麦粉を練り込みます。




うわー・・・バターが溶けてきたー。
まだまだ練り込みが足りない気がしますが、溶けてしまうよりましなのでここでやめておきます。
四角に整え冷蔵庫で冷やします。


・・・・・・・・・・・・ここまでを2日前に行いました・・・・・・・・・・・・・


バターでデトランプを包む。



冷蔵庫で冷やしておいたバターを伸ばします。
なんか・・・よれよれになってしまいました。

生地が薄くなってくるとベタベタとくっついてくるので強力粉を何度もふってしまうのですが
これが分量以上の粉になってしまうし、この後も同様な状況が続くので仕上がりが心配です・・・




デトランプはバターの長さの2/3になるように、幅は少し狭く伸ばします。




3つ折りして端をくっつけて、デトランプを完全にバターで包む。




生地を90度回転させ横幅の3倍の長さに伸ばし、、、




3つ折りする。これで1回目。
冷蔵庫で1時間休ませる。




2回目、3回目と1回目の方向とは別の方向で伸ばします。




うーん・・・なかなか角まで生地が伸ばせない・・・
再度冷蔵庫で1時間冷やす。
 



更に4回目、5回目と伸ばし冷蔵庫で1時間冷やし
6回目を伸ばして3つ折りして終了。


◆クレム・パシティエール作る



クレム・パシティエールを作りラップを張り付けて冷まし、冷蔵庫へ。


・・・・・・・・・・・・ここまでを前日に行いました・・・・・・・・・・・・・


◆生地を焼く
40㎝×60㎝に伸ばすのですが、うまく伸ばせる気がしないので
まずは今回作った分量の1/2量で作ってみます。



40㎝×30㎝に伸ばせたら冷蔵庫で1時間ほど冷やし、フォークでピケします。


オーブンは200℃に予熱しておき、200℃で焼きます。
途中、クーラーをのせて厚みを整えます。




クーラーを最後まで取り忘れてしまって、形が付いてしまいました・・・
まあ・・・練習だから・・・

焼けたらクーラーに乗せて冷まします。


◆組み立てる



フイユタージュを9×15㎝に切り分け、切れ端は細かく刻んでおきます。

初めて切る生地なので、力加減が全然分かりません。
定規をのせて切ったら生地がバリっと割れそうで怖いし。




クレム・パシティエールを滑らかに戻して、絞り出し袋に入れて同じ厚みになるように絞ります。




DVDでは直径11㎜の口金と言っていましたが、私は10㎜しか持ってないのでそちらを使いました。

しかしやっぱりクレム・パシティエールが柔らかすぎる・・・
いつもは弾力があるくらい硬めなのに、今日に限って柔らかくなってしまった。
フイユタージュから流れ落ちそうです。
炊き方が足りなかったのでしょうか・・・?

さらにフイユタージュを重ねて同じように絞る。
側面にはみ出たクレム・パシティエールを塗り、刻んだフイユタージュを張り付けます。




切る。

やっぱり・・・クレム・パシティエールが柔らかすぎてフイユタージュがズレてきて、切るのが難しい・・・
しかも横からクレム・パシティエールがはみ出してきて、
側面に刻んだフイユタージュを付けた意味がなくなる・・・

食べる時もそうだけど、ミルフィユをキレイに切るって永遠の課題かも。





最後に粉砂糖をふって出来上がり。
後ろにある汚いのは気にしないで下さい・・・





何ですか・・・このめちゃめちゃ美しい層は・・・
まるでパイの実のようです。
作るのは大変でしたが、これを見ると今までの苦労が吹っ飛びました!

それにサックサク。
今まで作ったタルト生地史上№1のサクサク感です。

でもしばらく置いておくと、湿気やすいのかちょっとサクサク感が弱くなってしまいました。
それでも美味しい〜♥


ミルフイユが自分で作れてしまった・・・

ミルフイユはパイ生地とカスタードクリームだけのシンプルなお菓子だし、
パイ生地の良しあしですべてが決まってしまうような難しいお菓子だと思う。
フイユタージュの作り方についての問題点なんて山ほどあるけど
今回は完成できたという事だけで大満足です♪♪

ステキだけど作るには難題なお菓子を作れるようになるなんて・・・やっぱり辻調は素晴らしい!!



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