通信教育部ブログ

受講生日記

洋菓子 第14課 発酵生地「クイーニャマン」

 
皆さん、こんにちは!
今回はクイーニャマン。クイニーアマンではなくクイーニャマン。発音の違いでしょうか。
こちらもパンだと思っていたのですが、洋菓子だそうです。
久しぶりに食べるので、ちょっと楽しみです。


◆ミキシング



さて、今回も業務用ミキサーでこねるのですが、私はやっぱりハンドミキサーで作っていきます。
強力粉、グラニュー糖、塩を入れて泡立て器で混ぜ、ドライイーストも加え、さらによく混ぜます。
室温に戻したバターとラム酒、冷たくない水3/4を加えてハンドミキサーでミキシング。




ちなみにテキストではゲランドの塩と指定がありますが、私は手持ちのヒマラヤの塩を使おうと思います。
色が付いてますけど、まあいいでしょう・・・




ハンドミキサーを底まで押し付けながら混ぜると、羽の上まで生地が上がってきてしまうので
ちょっと浮かせて混ぜていきます。
水分を吸っていない粉のところに残りの水を加えていき、全体が均一な固さになるようにこねていきます。




生地が絡みつくようになり、ひとまとまりになったらこねあがりです。
ぶちっと切れるような感じでいいそうです。今回は良い感じにできました♪


◆発酵



ボールに薄くバターを塗って、まとめた生地を入れ、2倍になるくらいに発酵させます。
出来上がりの生地の温度、室温と湿度によって発酵時間が変わります。




今日は曇りなので気温がやや低め、2倍になるまで1時間以上かかりました。


◆パンチ



打粉をしたテーブルにあけ、大きな気泡を潰すように中心から手で押さえてパンチをします。


◆冷蔵発酵



打粉を払って13㎝×25㎝くらいの大きさになるように折りたたみ、余裕をもって包みます。
冷凍庫で5〜10分冷やし、冷蔵庫で一晩発酵させます。


◆折り込み



折り込み用のバターを柔らかくして、塩を混ぜます。
今回は200Wの電子レンジで10〜20秒ずつ加熱しながら柔らかくしてきました。
少量でしたが、なかなか大変でした・・・




冷蔵発酵した生地を15㎝×45㎝になるまで伸ばし、
塩入バター125gを、伸ばした生地の2/3に塗り広げ、三つ折りにします。




90度方向を変えて3つ折りを1回、さらに90度方向を変えて3つ折り1回、
合計3回、三つ折りします。
包んで冷凍庫で10分ほど休ませます。




生地が冷えたら36㎝×27㎝に伸ばし、残りのバターを全面に薄く塗り、
折り込み用のグラニュー糖100gを全面にふります。




18㎝×27㎝になるように半分に切ります。
9㎝角に切り、四隅を中心に合わせて折り、さらに角を中心に向かって押し込み、
中心をしっかりくっつけます。




もう半分はロール状にして6等分します。




今回はセルクルの型を使って焼くのですが、私は持っていないので、
クッキングペーパーで直径8㎝になるように円を作り、ホチキスで止めました。
更に外側を厚紙で強化した方がいいかな、とも思ったのですが今回はこのままで。
タルトレット型も組合わせてみようと思います。




タルトレット型に分量外のバターを塗って、折り込み用のグラニュー糖をたっぷりとふります。
成形した生地にも折り込み用のグラニュー糖をたっぷりとまぶしつけて、型の中に入れます。
よく考えたら下は鉄板だから特にタルトレット型はいらなかったかも・・・




もう一方はタルトレット型なしでいきます。
一応側面のクッキングペーパーにも底にもバターは塗っておきました。

型の高さの8分目まで発酵・・・8分目ってどこになるんだ??
とりあえず2倍になるくらいまで待とうと思います。




雨が降ってきて気温がさらに下がったので、全然発酵してくれません・・・
これでやっと2倍くらいだと思うのですが、発酵に3時間ぐらいかかりました。

オーブンを200度で予熱開始。
粉砂糖をふって、200℃のオーブンで25分焼きます。
オーブンプレートをかぶせていましたが、私は銀紙を乗せて焼きました。

 


焼き上がり〜♪♪




こっちは粉砂糖ふるの忘れてました〜〜




側面がクッキングペーパーでしたが、まあまあいい感じに焼けているのではないでしょうか。




出来上がり〜♪♪




中もキレイに層になっています。

食べてみるとめちゃめちゃ美味しい!外はカリッとして、生地はもっちりとしています。
焼きたてで食べてみたのですが、バターがじんわりと染み出てきます。
砂糖が沢山入ってますが意外に甘くなく、塩味とのバランスが絶妙。
外側にまぶしつけた砂糖がキャラメリゼされて苦みもあります。

これはめっちゃ好きです。即完食して、思わずもう1回作ってしまいました!
ちなみに2回目はシナモンをたっぷり入れてみました♪

そもそもパンだと思っていたので作ったことは無かったのですが、これは私のドストライクです。
イースト菌を使うので面倒だなと思っていましたが、意外に簡単に作れるし、美味しいし、
私のお気に入りになりました!
 


ひらめき事務局より 
 
ゲランドの塩は、フランス・ブルターニュ地方の塩の産地ゲランドで作られる伝統的な天日製塩の塩のことです。

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