通信教育部ブログ

受講生日記

洋菓子 第23課 ウィーン菓子(2)「ブフテルン」


皆さん、こんにちは!
今回はメールシュパイゼと呼ばれる軽食の1つ、ブフテルン。
発酵生地を使って、中に青けしの実を詰め込んだ菓子パンです♪


◆モーンフューレを作る

 

鍋に牛乳、グラニュー糖、蜂蜜を加えて沸騰させ、青けしの実を加え10分蒸らします。
そこにケーキクラムを加え混ぜ、バットに広げて冷まします。




マジパンローマッゼとバターを混ぜ、さらに卵黄、ラム酒、シナモンパウダーを入れてその都度混ぜます。
さらに青けしの実とケーキクラムを混ぜたものを加えて混ぜ、13㎜の丸口金を付けた絞り出し袋に入れておきます。


◆ヘーフェタイク(発酵生地)を作る



ボールにフランスパン粉、グラニュー糖、バニラシュガー、塩、レモンの皮のすりおろしを入れて混ぜます。
フランスパン粉は代用できるとの事で強力粉と薄力粉を7:3で混ぜて使用しました。
またバニラシュガーは、バニラの種をグラニュー糖にちょっとだけ混ぜて使いました。

35℃に温めた牛乳に生イーストを加えて混ぜ、さらに卵黄も加えて混ぜ、粉類のボールに加えて混ぜます。




水気が無くなったら台にあけ、コルヌで切りながら混ぜていきます。
室温に戻したバターを加えこねます。




バターを塗ったボールに入れ、発酵させます。
めっちゃキメが粗い・・・こね足りない感じ。
このお菓子が美味しそうだったから全量を作ろうとしているのですが、量が多かったのか・・・
やっぱり半量にしておくべきでした。




現在の室温は21℃。1時間ほどで2倍になりました。
今日は結構乾燥していたのでラップもかけておきました。




発酵したら打ち粉をして、叩いて平たくし、35gに分割します。




閉じ目が下になるように丸め、20分ほどベンチタイム。


◆焼く



ヘーフェタイクを直径6㎝に広げモーンフューレを15g絞り、包みます。




底にクッキングペーパー、型にバターを塗って、その中に並べます。
5個×5個で25個並べます。ジャスト25個できました・・・

30分ほど発酵させ、卵を塗って、180℃のオーブンで30分ほど焼きます。




できた・・・けど・・・
夕方になって気温が下がったので1時間発行してもそんなに膨らまず・・・もう少し置いてても良かったかも。




焼きたてが美味しそうだったので、1つ取って食べてみる・・・全然高さが出てないけど・・・




でもめっちゃふんわりしていて美味しい♥





フテルンは「本の背表紙」という意味で、焼き上がりの表面が背表紙に見えるからのようですが
背が低くて全然背表紙に見えないんですけど。
それと本来はヴァニラソースと一緒に食べるメールシュパイゼなのですが、手を抜いて作っていません・・・

冷めてから食べると、焼けているところは結構しっかり固い。でも中はふわふわ。
今回はフランスパン粉の代用で強力粉と薄力粉を7:3で使ってますが、食感にコシの強さがでています。
甘味が自然だし、噛めば噛むほど味が出るし、青けしの実の食感も良いし、全然このままでも美味しいけど・・・
けどやっぱりヴァニラソース欲しいな!
甘味が少ないのでヴァニラソースがあった方がより美味しくなる、というか、より美味しさが引き立つ
といった方が正解かも。これはかなり好きです。

今からヴァニラソース作ります・・・


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