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Les Morainières(レ モレニエール)

フランス校 食べ歩き日記

2019.02.04

今回はリヨンとアヌシーの中間にあり、Jongieux(ジョンジュー)という村の中にある、ミシュランガイド2つ星のレストラン、Les Morainières(レ モレニエール)をご紹介します。

シェフのMichel ARNOULT(ミッシェル・アルヌ)氏は、2005年に店をオープンし、2007年でミシュランガイド1つ星を獲得。その後2012年に2つ星となり、現在までその星を保ち続けています。その土地ならではの素材や同じ地域で作られているワインを提供しています。地方性だけでなく、クラシックを尊重しつつ独自の料理を創造することもコンセプトになっています。

山の中に囲まれたレストランからみる景色は、豊かな自然を十分に感じ取ることができます。内装はシンプルですっきりとした、とても落ち着いた雰囲気になっています。

アラカルトはなく、コースは55€、65€がお昼のメニューがあり、その他に110€、165€のコースがあります。


左は燻製したいわなとウイキョウのクリームがサクッとした生地の中にはいっています。
右はいわなの皮目を焼いき、パセリのムースを合わせて小さな生地の上にのっています。


小さなアミューズが3種類提供されます。
ヘーゼルナッツとシャンピニョンを合わせた1品です。中にはシャンピニョンの美味しさが濃縮したソースにヘーゼルナッツが入っています。


じゃがいも、ボーフォールチーズ、トリュフ、そしてサンドルという川魚を混ぜ合わせて作った詰め物を揚げています。


バターナッツとラルドコロナータをあわせたポタージュの様な1品です。食べると中から温かいポタージュが溢れ出てきます。


ザリガリを使った1品です。ソースは爪と殻で作ったものにミカンの風味がきいています。ザリガニもソースの中で温め、柔らかく味がしっかりしています。優しい海老の香りと爽やかなミカンの香りがより美味しさを引き立たせています。


ニジマスのコンフィです。ソースはもみの木の香りをつけたサバイヨンが添えられています。アクセントにレモンのパートドフリュイと奥にハーブのソルベが添えられています。しっかりとした味のニジマスに対し、酸味の効いた付け合わせをあわせバランスがとれた1品になっています。


上にはキャビアがあり、下にはブロッシェのムースとカリフラワーの濃厚なピュレが隠れています。しっかりとした塩味のあるキャビアに、クリーミーなカリフラワーのピュレがちょうどよい味付けになっており、酸味のあるハーブがアクセントになっています。


ラングスティーヌのローストです。梨のソースとマリーゴールドの葉と花がそえられています。マリーゴールドの華やかな香りがラングスティーヌの甘さと美味しさをより表してくれています。


いわなを蒸して、低温で調理した1品です。いわなはコールラビのスライスの下にかくれています。ソースは少しだけ燻製の香りのするバターとキャビアを合わせています。ほのかに香る燻製のソースがふわっと仕上がったいわなと合わさっています。


きくいものピュレとアーティチョーク、フォアグラ、トリュフなどをたっぷりと入れた詰め物が下にあります。トリュフの香りと根菜類の甘味がちょうどよく合わさり、ホッとするような味付けです。


ジューシーに仕上がったシカに甘酸っぱいくわの実のソースが合わさっています。セルフィーユの根で作ったピュレと栗が付け合わせになっています。香りも味も秋をふんだんに使った1品になっています。


チーズは少し手を加えた1品です。シェーブルチーズを細かく削り、酸味のあるソースと合わせています。


もみの木風味のアイスとヘーゼルナッツのチョコレート、マリーゴールド風味のリンゴのクリームです。甘味と酸味のバランスと木の香りと花の香りがあり、自然の香りを感じるようなお菓子になっています。


ホワイトチョコレートベースのサクサクとした生地が周りに囲まれていいます。牛乳を熟成させて作ったソースが流れてきます。牛乳のコク、味、香りが際立った1品になっています。


その土地で取れる食材を十分に生かし、味、香りだけでなく見た目にも華やかな料理がとても印象的でした。ゆったりと外の景色を見ながら過ごす時間はこの土地ならではの自然や食材があるからこそなり得るものだと感じました。
ゆったりとした時間の中で自然を感じながら食事をしたいときには、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


『Les Morainières』
住所:Route de Marétel,73170 Jongieux
電話:04 79 44 09 39
HP :https://www.les-morainieres.com/fr