FRANCE

辻調グループ フランス校

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大川 拓海さん:調理2019年春コース

在校生レポート

2019.05.27

大川 拓海(OKAWA Takumi)
2019年春コース エスコフィエ校フランス料理研究課程
出身高校 長野県立長野西高等学校
辻調出身校 エコール 辻 東京 辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ(フランス校進学コース)

「フランスならではの物と考え方を学びに」
日本でも十分に学べるものはあるが、やはり現地でしか見ることのできない食材や、フランス人の考え方が少しでも見られるならと思い、フランス校入学を決めました。ワイン、チーズ、バターといったフランスではありふれた食材でさえ何百種類もあり、その分考え方もあるので、それを少しでも学べればと思いました。



「より実践に近い実習」
フランス校の実習は三日間に分け実習、仕込み、サーヴィスの流れをくむことで毎日違うことをしながら新しいことを学べます。実習の前日にはその日に実習を終えた班の人とミーティングをして動きを教わり、毎日より良い実習のために全員で協力していきます。二人ペアで動く実習において、一人の行動に責任を持って行動しなくてはいけなくなり、その中でもやることが日本の学校とは比べ物にならないくらい多く、実習の時には毎回頭がパンクしそうになります!レストラン形式で料理を提供するのでそこでも毎回あわただしく動いていますが、本物に近い形の実習で自分の力になっていることはものすごく実感しています。


外来講師と一緒に

「日本との違いを感じること」
基本的にフランスは物価が高いと感じました。日本では安く買えるものもこちらでは高いので日本で準備して持ってくればよかったと思うものもあります。
隣の町や近くの町に行くだけで非日常を感じられるような風景が広がっており、違う道を通るだけで新しい発見ができるのは面白いです。

「寮生活は楽しくやっています」
2人から3人部屋の共同生活ですが、慣れると普通に暮らしていけるし、他の部屋の人と集まることも多いです。平日の夜には部屋に集まって次の日の実習の打ち合わせをしたりするし、週末の夜であれば一つの部屋に集まって騒いだりしています。たまにうるさすぎる人もいますが、これと言って不便なこともなく毎日楽しく生活しています。

「パリやロンドンに行く予定です!」
こちらに来て一か月ほどなのでまだリヨンにしか行っていませんが、幸か不幸か連休も多いので、連休ではパリに行く予定です。ヴァカンスではイギリスに行く予定もあり、少しでも多くの土地をめぐって自分の中の価値観を広げていければと思います。ただバスで行けるところでも十分に素敵なところはあるので出かけるたびに楽しくなります。食べ歩きにはまだ学校企画のものしか参加していませんが、星付きのお店で勉強できることは多いと思うので、これからは無理をしてでも多くの店をまわりたいです。


リヨンにて


学校の近くの町、トレヴ


ボジョレワイン醸造所見学にて
※フランスでは18歳からお酒を飲むことができます。

「研修への期待は大きいです」
研修はもちろん希望しています。現地のお店での研修ということもあり、言語や技術の面での不安はもちろんあるのですが、それ以上に何を学べるのかを考えていて、期待の方がとても強いです。

「フランス校へ入学を考えている皆さんへ」
フランス校の生活は毎日大変だと思うこともあり、簡単なことではないです。金銭的な面で悩む人も多いと思います。だからこそ全力で悩むべきだと思います。本気で悩んだ結論なら自分も納得できると思います。中途半端な気持ちで来てやっていけるほどフランス校は甘くないです。来るからには本気で来てください。本気で来れば後悔はありません。つらいことがありついていくのが大変だと思うこともありますが、全員条件は同じ。ならあとはやるだけです。頑張れ頑張れ!