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【半歩プロの西洋料理】これがピッツァ祭りじゃ~!!

01<西洋>半歩プロの西洋料理

2017.02.01

【半歩プロの西洋料理】ってどんなコラム?


<前田>みなさん、こんにちは。
クリスマス、正月と楽しいことがあっという間に過ぎ去ってしまいましたが、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
中にはお仕事をされていた方もおられるのでは??
大変でしたね~。せっかくのお休みなのに。

・・・そうです!今からみんなでワイワイ楽しく過ごしませんか?

何々・・・どんなことをしていいのかわからない・・・
フムフム、いい先生紹介しますよ。

技術研究所でTA(ティーチングアシスタント)として仕事をしてくれている伊藤君です。今回は彼にちょっとした料理を作ってもらいましょう。



<伊藤>皆さんコ・コ・コンチクワ!!

<前田>コンチクワ??こんにちはだろが!!

<伊藤>コン・ニチ・ハ・・・

<前田>かなり緊張してますね。それでは伊藤君、手軽に作れるホームパーティーのメニューを出してください。

<伊藤>は・・・は・・・はいっ。
そっ、そっ、そっれでは・・・

<前田>伊藤!少し落ち着け!

<伊藤>すいません。あまり人前でしゃべるの慣れてなくて・・・

では気を取り直して・・・

今回は自宅でも手軽にできて、家族で楽しく作れる料理として、「ピッツァ」を紹介したいと思います。
手軽に作れますし、バラエティーが豊富。親しい仲間や家族がそろった時などに、ピッツァがあるだけで、会話が弾み、笑顔があふれること間違いなし!


<前田>ありがとう、では早速・・・


<伊藤>まずはピッツァ・マルゲリータです。ドンッ!




<前田>いきなりの出来上がりですか・・・

<伊藤>これはみなさんよくご存じだと思います。トマトソースにバジリコ、そしてモッツァレッラチーズ。名前は、イタリアの王妃だった「マルゲリータ」さんから・・・

<前田>もういい!


<伊藤>次はこれとこれとこれと・・・・ドンッ!!




<伊藤>右上から、ピッツァ・マルゲリータ、その下が一口サイズのカルツォーネ、中央が大きく焼き上げたカルツォーネ、右端がオレンジとキャラメルのピッツァ・ドルチェ(甘いピッツァ)、左上がパンツェロッティという揚げピッツァ、です!
基本のピッツァ生地から、こんなに色々なピッツァが作れます。

<前田>やり過ぎ・・・

<伊藤>今回ピッツァのバリエーションを紹介してみようと思いたったのは、このTAという仕事を始めたからです。

<前田>なになに?

<伊藤>技研で研究生としてピッツァ生地の勉強もしてきましたが、計量ミスや発酵の温度帯などでいろいろ失敗してきました。
でも、失敗することにより何かしら「成功の鍵」が見えてきます。
それを見つけて次のステップに進む。そして、最後には自分の納得のいくものが完成すると感じられました。
その時は、料理を作っていて楽しさが実感できます。
皆さんにもいろんなピッツァを作りながら、そのような体験をしていただければいいな、と思いました。
今日のピッツァも、先生方のものと比べるとまだまだ上手とは言えませんが、生地の発酵状態やピッツァの焼き上がりは、今までの中では一番の出来だと思います。
これから先、職員として仕事をするときも、失敗をバネにして、一生懸命頑張っていこうと思います。

<前田>伊藤君、お疲れ様でした。正直、僕にとってもピッツァ生地はまだまだ試行錯誤で、失敗ばかりです。
失敗した次の回は、生地の発酵状態、温度帯、発酵温度などを再度確認し、調整を行いながら、製品を作り上げてきました。
料理を作っていれば、これから先もいろんな失敗を繰り返すと思います。あきらめず、一緒に頑張っていきましょう!

担当者情報

このコラムの担当者

前田賢

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カルツォーネ

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