グローバルな視点で日本料理を捉え、高いレベルの知識・技能と経営能力を身につける。

※日本料理クリエイティブ経営学科では、調理師免許取得を目的としない日本料理に特化したカリキュラムとなっています。この学科を卒業しても、卒業と同時に調理師免許を取得することはできません。



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- 取得できる資格・称号
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- 専門士〈文部科学省認定〉
- 食品衛生責任者…飲食店を開業するために不可欠な資格。希望制の講習会を受講すると取得
- ふぐ処理登録者〈大阪府交付〉…在学中に実施される「ふぐ処理試験(希望制)」に合格すると取得
- 海外における日本料理の調理技能の認定(シルバー)〈農林水産省の認定制度〉 ※留学生のみ
…海外において日本食・食文化の魅力を適切かつ効果的に発信できる人材に対して認定する制度。卒業時に希望者のみ取得。
※日本料理クリエイティブ経営学科を卒業しても無試験で「調理師免許」を取得することはできません。飲食店で2年以上の調理の実務経験があれば受験資格が得られます。
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日本料理
クリエイティブ経営学科
学校ブログ
2年間の学び
第1学年
日本料理の技術と知識を習得
日本料理に必要な基礎技術と知識を身につけ、
発展的に「会席料理」や「すし」「てんぷら」といった専門料理まで学びます。

第2学年
世界の中での日本料理、
ビジネスとしての日本料理を追求
日本料理の世界で求められる「グローバルな視点」「想像的思考」「経営能力」を磨きます。

ここにしかない学び方
グローバルな視点を持つ
農産物の国際基準「G‐GAP」や、海のエコラベル「MSC認証」、また、価値観や宗教上の理由で食を制約する「ベジタリアン・ビーガン・ハラール」など、世界レベルで「食」にまつわる背景や国際問題について学習し、世界に発信する日本料理を創造するために不可欠な、国際感覚を身につけます。

ここにしかない学び方
飲食店経営と開業ノウハウを学ぶ
「店舗コンセプトとは」「立地と物件」「お客様心理と店舗運営」などさまざまな角度から飲食店舗経営について学ぶほか、外食産業の業界知識をはじめ幅広い知識が身につくカリキュラムを用意。また、飲食店開業に向けた事業計画の立て方など、開業ノウハウを身につけます。

ここにしかない学び方
ビジネスとしての日本料理とその役割を学ぶ
飲食店舗経営や、外食産業の業界知識をはじめ、飲食店開業に向けた事業計画の立て方など、開業ノウハウを身につけます。また農業や水産業、観光業など地域の産業などにも視野を広げ、地域のコミュニティの中で、飲食店を開業する意義や果たす役割についても考察。自らの店舗経営はもちろん、食のビジネスへの協働、さらなる展開を見据える力を養います。
日本料理の創造的思考を磨く
1年間で、日本料理の技術と知識に加え、すし・てんぷらなど専門料理についても完璧にマスター。第1学年でしっかりとした土台を築き、第2学年からは、料理の再現だけではなく、調理技法の理解を深めるとともに、食に関連する日本の伝統文化をはじめ、お茶や日本酒、精進料理などの知識を修得。日本料理全体をコーディネートする力をつけ、日本料理の創造力を磨きます。

ここにしかない学び方
食を取り巻く環境との協働を考える
農業や水産業、観光業など地域の産業にも視野を広げ、地域のコミュニティの中で、飲食店を開業する意義や果たす役割についても考察。自らの店舗経営はもちろん、食のビジネスへの協働、さらなる展開を見据える力を養います。

第1学年から大きくレベルアップする実習。
プロの現場で求められるチカラを磨き上げる。
習熟レベルに応じて、実習の内容も段階的にレベルアップしていくのが「日本料理実習」の大きな特長。
基礎から一歩ずつステップを重ね、プロの現場で求められる力を着実に磨き上げていくカリキュラムを築いています。
1年目の「正確性」に加え、
さらに「スピードアップ」を追求。
個人実習
1年目に続き、日本料理の技法について徹底的に練習。すべて一人でやり切ることで自信と実力を磨きます。1年目に磨いた「正確性」に加えて、2年目は「スピードアップ」が重点テーマに。

料理店を想定して
厨房の動きを徹底再現。
グループ実習
グループ内で「焼物」「煮物」「揚げ物」などの役割分担を決め、タイミングをあわせながら調理〜サービスまでを一貫して行います。実際の料亭や日本料理店と同レベルの意思疎通・迅速さが求められる実践的な実習です。

グループ実習ステップ
STEP 01 グループで協力しあって課題メニューに挑戦
最適な状態で料理を提供するための段取りや役割分担、チームワークなど、実践力を養うための「第1段階」の実習に取り組みます。
STEP 02 前日から仕込みを行い、当日は1日かけて課題に挑戦
グループで取り組む実習の「第2段階」。実習前日にミーティングや仕込みを行い、当日はグループごとに ミーティング時に作成した工程表に沿って、まる1日かけて料理を完成させていきます。
STEP 03 実習当日まで課題は秘密?!応用力を養う。

事前に課題メニューが知らされるこれまでの実習と違い、当日ギリギリに発表される課題に挑戦。とは言え、内容は過去の実習の応用(調理法は同じだが食材が異なる等)。より実践的な対応力が磨けます。
STEP 04 お客様への提供シーンまでも再現する。

学生が交替で「お客様」役を演じ、日本料理店などプロの現場を再現。課題として完成させた料理を順番に「お客様」に提供し、試食・評価をしあうといった、本格的なロールプレイングを実践します。
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