第13回「トロフェ・ミル国際コンクール」フランス校研究生が優勝
2024年3月25日(現地)、フランス・シャンパーニュ地方の中心都市ランスで開催された料理コンクール「トロフェ・ミル Trophée Mille」第13回大会において、辻調グループフランス校の研究生が優勝しました。
●トロフェ・ミル《優勝》●
日本(辻調グループ フランス校)
入江 佑希さん Yuki IRIE(研修先:Maison MARCON メゾン・マルコン)
髙山 莉歩さん Riho TAKAYAMA(研修先:L'Ecrin de Yohann Chapuis レクラン・ド・ヨアン・シャピュイ)
左から)入江さん、三枝加奈先生、髙山さん
本大会は、M.O.F.(フランス最優秀料理人)のフィリップ・ミル氏が、食文化の発展とそれを支える若き料理人育成を目的として、調理師学校の学生を対象に毎年開催しているフランスの料理コンクールです。フランス校生は2015年に初参加して以来、4度の優勝と2度の準優勝を経験しています。
大会の公式サイトはこちら(外部リンクが開きます)
第13回大会の参加国は、フランス、イタリア、ドイツ、オーストリア、ギリシャ、チェコ共和国、スロヴァキア、ポーランド、そして日本の計9カ国。調理師学校に在籍する学生が男女一組になって、シャンパーニュ・アルデンヌ、アルザス、ロレーヌを含むグラン・テストGrand Est地方産の指定食材を使った料理1品、スイーツ1品を、4皿ずつ3時間以内に仕上げるというものです。
大会の様子
今年の課題は、鴨とシャンパーニュ地方の蒸留酒「ラタフィア」、サフランのジャム、そしてチョコレートでした。
大会で仕上げたプレート
入江さんと髙山さんは、大会に向けて長い期間レシピを考え、休みの日に何度も練習を繰り返してきました。日本のコンクール優勝経験もある三枝加奈先生がコーチを務め、ともに間際まで調整をつづけこだわりを貫き、その甲斐もあって当日は練習よりも早く仕上げることができました。
優勝時の様子
大活躍の二人は、素晴らしい結果を携えて、それぞれ研修先へと旅立ちました。
引き続き、すばらしい活躍を見せてくれることでしょう。
左から)吉冨力良氏(「ランブロワジー」シェフ)、フィリップ・ミル氏、入江さん、髙山さん、エメ・ナレ先生、三枝加奈先生、小池浩司先生(辻調グループフランス校教員)
<大会の結果>
1位:日本(辻調グループフランス校)
2位:フランス|3位:ギリシャ|チームワーク賞:オーストリア