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【第13回青年調理士のための全日本中国料理コンクール】中島圭佑先生「前菜部門」金賞受賞、船渡兼市先生「熱菜・魚介部門」銀賞受賞

受賞のお知らせ

2022.02.03

辻調理師専門学校・中国料理の中島圭佑先生が、【第13回 青年調理士のための全日本中国料理コンクール】「前菜部門」において、金賞を受賞しました。また、同校・中国料理の船渡兼市先生が、「熱菜・魚介部門」において、銀賞を受賞しました。本コンクールは、日本中国料理協会が主催するもので、40歳未満の調理師の技術・技能評価、および奨励を通して、中国料理界の向上、後継者の育成をはかることを目的とするものです。

13回大会は2020年3月に募集を開始しましたが、新型コロナウイルスの影響により、決勝審査の延期が続いておりました。この度、2021年11月14日に「レシピ審査」の形で決勝審査が行われ、予選書類の結果をもって受賞者が決定しました。


中島圭佑先生



前菜部門 金賞受賞
作品名:龍鳳呈祥(龍と鳳凰がもたらすような繁栄を願って)

昨今の国内外を覆う多くの不安を、この一皿から少しでも緩和できることを願い、課題の「鳳凰」が入った故事「龍鳳呈祥」(極大の繁栄の意)をテーマとした。龍は糖画で表現。
※詳細は、日本中国料理協会の機関誌『圓卓 vol.205 2022年1・2月号』にて紹介されています。

●中島圭佑先生 受賞のコメント
この度は、このような輝かしい賞を頂戴し、誠に光栄に存じます。2年に1度開催される大会であり、3度に渡って応募をした中での受賞でしたので、喜びは一入でした。
ご指導くださる先生方や、共に働く後輩職員があってこその成果です。
斬新さや派手さのない一皿ではありますが、学校の料理を「金賞」という形で評価いただけたことが、何より嬉しく思います。


船渡兼市先生


熱菜・魚介部門 銀賞受賞

作品名:往古来今 薫風大位宴(時の風薫る鯛のうたげ)
薫風という言葉から、「過去と現代を紡ぐ」ことをイメージし、鯛の持ち味である'やわらかさ'と、風に見立てた様々な'香り'をコンセプトとし、2品を仕上げた。
※詳細は、日本中国料理協会の機関誌『圓卓 vol.205 2022年1・2月号』にて紹介されています。

●船渡兼市先生 受賞のコメント
この度は、栄えある賞をありがとうございます。尊敬する辻調の大先輩からのご推薦を受け、久しぶりにコンクールに挑戦しました。この部門を選んだのは、エントリー者数が多いところであえて勝負をしたかったためです。日ごろ「シンプルで美しい」料理を作ることを意識していますが、今回の出場に際してコンクール特有の難しさも感じたところです。次回また機会があれば、さらに上の評価をいただけるよう、日々自己研鑽に励みたいです。