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KBS「厨房の哲人たち」 取材日記 その3
2009年08月04日

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6月26日(金)午前  晴

朝から水原市にあるボンリョンサ(尼寺)に向う。
昨日も思ったが、この街の渋滞は実にすさまじい。半端じゃない。
この渋滞を見ると日本の都市の渋滞などなんとも思わなくなるほど
のレベル。
後日、KBSプロデューサーの李さんにこの渋滞について質問すると「いつも
こんな感じだよ」って言われた。そうですか・・・ハァ。

渋滞も含めて約1時間半強でお寺に到着。
距離にすればたいしたことはないのかも知れないが、時間はけっこう
かかった。



尼寺はイメージしていたのとは少し異なり
開放的で明るいイメージの寺。
まずは朝食の儀式に校長が参加するための「儀式」のリハーサル。
この尼寺には「尼僧」になるための<大学>があるそうで
その<大学>の4年生の学生が指導にあたる。
なかなかプロトコルの順序などが複雑で、校長、すごく真剣かつ集中。


いよいよ本番、大きな部屋に尼僧たちが集結。
空気がピーンと張り詰める。
TVのカメラマンも音をたてずに撮影しなければならないので
緊張している。
廊下でこっそりと見ているこちらも緊張してしまう。
粛々と朝餉の儀式はすすんでいきます。校長も真剣そのもの。





朝餉の儀式が終わると私たちは寺院の食堂に向かい
遅めの朝食、いわば「尼寺のブランチ」をとる。
精進料理なので、すべて野菜で作られた料理が並べられる。本当の意味で
素材の風味を生かすことが大切なようで、例えばキンピラゴボウに酷似した
料理の場合も先にゴボウのアクを除くことはせず、そのまま
調理する。曰く「アクもまたゴボウの風味である」と。




精進料理家の尼(比丘尼)「ソンゼスニン」と校長の自由トーク撮影




この寺の庭にはこういったインテリアに用いると味わいが出そうな甕が
並べられています。この甕の中に精進料理で用いる自家製の醤油、味噌が
作られているのです。
甕のふたを開けると独特の醗酵臭が辺りに漂います。
風味は? 「けっこう強い味ですね」と校長の感想でした。





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