附属天王寺小学校で「だし」講習会実施
2月7日(土)、辻調理師専門学校の近隣にある大阪教育大学附属天王寺小学校において、「一番だしを味わう」料理講習会を実施しました。
附属天王寺小学校では、2月6日・7日の2日間、全国から教育関係者が集まる研究発表会が開催されており、"地域の共創活動"の一環で、辻調理師専門学校の岡本健二先生が同校に出向き、希望者が集う体験プログラムの講師を務めました。大阪・関西万博年度の開催ということで、「パビリオン 一番だし」と称された教室やミャクミャクが登場するというサプライズもあり、開始前から我々も楽しむことができました。
「パビリオン 一番だし」には家庭科の教員や保護者など約30名が参加され、岡本先生が日本料理を支える「だし」の役割やその重要性について講義を行いました。西洋料理のだしと構成の違いについての解説など、参加者のみなさんは大きくうなずきながら聴講されており、さらに日本料理への理解が深まったようでした。
そして「甘味、塩味、酸味、苦味、うま味」の五味を正しく感知できるかの味覚テストも実施。育ってきた環境によって味の感じ方に違いがあることを体感していただき、大いに盛り上がってくださいました。自身の味覚を知るだけでも、これから料理への向き合い方が変わるかもしれませんね。飛び入りで附属天王寺小学校の校長先生も見学にきてくださり、味覚テストに挑戦されていました。

次はいよいよ実習体験です。まずは岡本先生がだしの引き方を実演し、かきたま汁を仕上げました。

それを受けて、参加者のみなさんにも実践していただきました。
岡本先生の解説通りにだしを引いても、だしの透明感が違ったり、少し味が違ったり、、、原因を探るべく、岡本先生のだしと飲み比べるなどしながら、とても熱心に取り組んでおられた姿が印象的でした。助手を務めてくれた乾鈴果先生もそれぞれのテーブルを回りながら、みなさんとの交流を楽しんでいました。

参加後のアンケートでは、みそ汁やだし巻き卵、煮物の作り方も教えてほしいなどのリクエストを多数いただきました。今回の講習会を通して、だしや和食に理解を深めてくださったことを嬉しく思いますし、今後の学校教育にも活かしていただければと思います。


