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料理のチカラプロジェクト

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講演会~「弁当の日」に託した夢~

イベント

2009.09.19

9/12(土)香川県綾上中学校 校長 竹下和男氏をお招きして、第2回食育講演会を実施しました。

みなさんは「弁当の日」をご存知ですか?

親は一切手伝わず、子どもがすべて一人でお弁当をつくってくる日。

お弁当をつくることで一体何が変わったのでしょう?

「お母さん、海苔巻きをお弁当に入れたい!どうやって作るの?」

弁当の日で家族の会話が増えました。

「お母さんが一生懸命作ってくれたご飯を美味しくないなんてもう言わない」

弁当の日で自分のためにご飯を作ってくれる人の気持ちがわかりました。

いろいろ反対する声もありながら実施された「弁当の日」

そんなお弁当の日に託した竹下先生の6つの夢。

1「一家団欒の食事」が当たり前になる夢                                                                                                                      2 食べ物の「命」をイメージできるようになる夢
3 子どもたちの感性が磨かれる夢
4 人に喜ばれることを快く思うようになる夢
5 感謝の気持ちで物事を受けとめられるようになる夢
6 世界をたしかな目で見つめられるようになる夢

竹下先生の始めた「弁当の日」は、子どもたちに家事の力と                                                                                                            人のために食べ物を作る喜びと、誇りと自信と最高の笑顔をもたらしました。

参加者の方々は何度も涙をこらえながら聞いている様子でした。                                                                                                   「食」を通して変化していく子どもたちや、家族、地域。                                                                                                          そして「食」の大切さ。                                                                                                                                                        竹下先生のあたたかいお話に、それぞれに気付かされるものがあったのではないでしょうか。

~先日の参加者のアンケートより~
・お話に何度も泣きそうになりました。
・お弁当は単に食べる物じゃなくて、人の気持ちが入っている
すばらしいものだということがわかりました。
・話を聞きながら、自然と家族の顔が浮かんできました。
・食に関わる仕事を選んだ自分は幸せ者です。
・この話を周りの多くの人に聞いてもらいたいです。

私も講演を聞いて家族と話がしたくなりました。