将来への準備は、入学式の日からスタート!~進路ガイダンス~
4月3日(木)、「辻調理師専門学校 東京」の入学式が行われました。
1年制の「調理師本科」「製菓衛生師本科」、
2年制の「調理応用技術マネジメント学科」「製菓応用技術マネジメント学科」の新入生が、
新たに辻調東京の学生としてスタートを切りました。
入学式は午前中で終了しますが、午後には「進路ガイダンス」が開催されます。
これは、1年制学科の新入生は全員参加、2年制学科の新入生は途中まで任意参加の特別プログラムです。
「進路ガイダンス」は、二部構成になっています。
第一部はゲストによる特別講演、および「辻調グループ フランス校」の紹介です。
テーマは「食業界の現状と可能性」について
特別講演には雑誌「料理王国」の柴田泉編集長にご登壇いただき、
日本の食文化の歴史から飲食業界にある様々な職種や働き方について、興味深いお話を伺いました。
飲食業界で活躍している著名な辻調グループ卒業生など、
新入生にとって目標となる先輩方についても多く紹介いただきました。
続いて「辻調グループフランス校」に関する説明会。
1年制学科の学生にとって、一年後の進路の選択肢は「就職」のほか学校への進学もあります。
特に、辻調グループがフランスに擁する「フランス校」は、
フランス料理やフランス菓子の知識を現地で深め、また技術を磨くことのできる、魅力的な進路の一つです。
休憩をはさんで第二部は、1年制学科新入生だけのための「就カツキックオフ」です。
「就カツキックオフ」は、1年後に就職という選択肢を選ぶ新入生に、
就職に向けて大切なことを早い段階で考え、準備を始めてもらうためのイベントです。
新入生へ、入学式当日からしっかりと進路のお話までする学校は珍しいかもしれませんが、
これは辻調グループ独自の就職に対する考えによるものです。
近年は分野を問わず働き手が求められ、
学生の就職活動開始から内定の時期はどんどん早くなる傾向が見られます。
(例えば教員採用など、自治体によっては大学4年の開始早々どころか、
大学3年のうちに始めるケースもあるようです。)
食の世界も例外ではなく、良い人材を求めて業界は毎年早い時間から新卒採用に動き出しますし、
ある意味、就職すること自体は難しいことではないとも言えるのが昨今の状況です。
しかし、辻調グループが設けている「ゴール」は就職内定を得ること自体ではなく、
「将来長きに渡って、就職先で生き生きと働き続けること」。
学生の皆さん一人一人がそれぞれ進みたい進路や入りたい業種を理解し、
自分自身は何をしたいのかを考え始めるのが早ければ早いほど、ゴールへの道が近づきます。
勉強をしながら1年後を見据えた活動をする必要のある1年制学科の学生に、
より良い学生生活をスタートしてもらえるよう、入学式の日に「就カツキックオフ」も行っているのです。
「就カツキックオフ」を受講した新入生のアンケートには
「今日の話を聞いたことでさらにやる気が高まった」という回答が多くみられました。
「辻調理師専門学校 東京」では、この後の学校生活でも「キャリアセミナー」や「就カツLIVE」など、
就職に向けたきめ細やかなプログラムが多く用意されています。
新入生の皆さん、それぞれの未来に向かって頑張っていきましょう!
~プロフィール~
辻調理師専門学校 東京
事務広報グループ
合田 達子(ごうだ さとこ)
イタリア留学と現地での勤務、辻調グループフランス校勤務等を経て現職。