レストラン提供までの道のり ~研究実習~に潜入!

今回は、レストランではなく
提供できるまでの道のりをちょっとだけご紹介します。
学生たちはレストランに立つ前に、事前に「研究実習」として、
料理の振り返りや、担当する料理の試作を行っています。


レストランで提供される西洋と日本の料理の数々は、
いきなり学生たちがぶっつけ本番で提供している訳では無く、
食材の特徴や、適切なカット、火通しを学び、試作していきます。

事前に学んだ先生の料理を基に、出来上がりまでの工程、盛り付け、味をイメージし、
チームで協力、話し合って仕上げていきます。
もちろん先生も必死で伝えていきます。

料理担当に当たっていないサービス担当や、賄いを作成する班は、
この時間を使って西洋の出汁を引いたり、日本の出汁で出た昆布やカツオ節を佃煮にしたりして、
できるだけ無駄を出さない仕込みも行っていきます。


そして、スキルを向上するための基礎実習も行います。
今回は夏時期のデザートにアイスクリームの提供を行う為、
アイスクリームの調理工程や、マシーンの使い方、
スプーンでくり抜いて提供する方法を学んでもらいます。
日本料理の技術面では、魚のそぎ切りを想定した包丁の動かし方や
野菜を使用した切り物練習など、充実した実習となっています。(結構大変
)



料理班の仕込みが終了し、休憩をはさんでいざ提供モードへ!
冷たい物は冷たく、熱い物は熱く、いい状態でお客様役の学生に出せる様、
先生のオーダーで一気に動いていきます!
1品目 地元野菜の彩りサラダ
何種類も取り合わせた地元の野菜をたっぷり盛り合わせた1品
日本料理は鯛卯の花の和えと胡麻豆腐

西洋料理のメインは鯛のヴァプール(蒸す)、フレッシュトマトソース

日本料理のメインは鯛茶漬けとなっています。


今回のレストラン実習では、「西洋」と「日本」の2つのコースがありますが、
テーマを「鯛を使った料理」として、
どちらの料理も鯛を使用し、違う調理方法で提供する形にしています。
学生は、料理担当やサービスという仕事をローテーションで経験していく為、
同じ鯛を使っても、火通し方法や提供の仕方、食材の合わせ方で
こんなに違うんだという学びにつなげる理由でもあるのです。

常に「なぜこうするのか?」をキーワードに研究実習は進んでいきます。
次回も頑張っていきましょう!
~プロフィール~
辻調理師専門学校 東京
西洋料理担当
西村 雅恵
フランス大好き食べることが大好きです!
フランス・ブルターニュ地方の3つ星レストランで研修
主に2年生の授業を担当しています!


