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第18回製菓衛生師養成施設技術コンクール全国大会 受賞報告[洋菓子][和菓子]1位独占!

受賞のお知らせ

2026.02.19

2026年2月7日(土)・8日(日)の2日間にて開催された一般社団法人全国製菓衛生師養成施設協会主催「第18回製菓衛生師養成施設技術コンクール全国大会」にて辻調理師専門学校の学生が優秀な成績をおさめましたので、ご報告いたします。
洋菓子・和菓子2部門で1位を独占、洋菓子部門では1位4連覇の快挙となりました。
辻調理師専門学校から出場の4名の受賞作品とコメントをご報告いたします。

●洋菓子部門●
《厚生労働大臣賞(総合1位)》中川 美希[ナカガワ ミキ]さん(製菓衛生師本科1年生)
《協賛会社賞(総合15位)》川崎 ちひろ[カワサキ チヒロ]さん(製菓技術マネジメント学科2年生)

●和菓子部門●
《文部科学大臣賞(総合1位)》小玉 彩乃[コダマ アヤノ]さん(製菓技術マネジメント学科2年生)
《協会会長賞(総合2位)》黒岩 春菜[クロイワ ハルナ]さん(製菓技術マネジメント学科2年生)

●洋菓子部門●
中川 美希さん 受賞作品とコメント

作品名 Fusion~フュージョン~
ほうじ茶をメインに3種類のチョコレートをバランス良く合わせ、和と洋の融合をテーマにした作品です。水引から発想を得た空想の花をアクセントに、味覚と視覚の両面でフュージョン(融合)を表現した一台に仕上げました。

コメント
オープンキャンパスに参加した際、学校に掲げられていた横断幕を見て、「自分の名前を載せたい!」と思ったことが挑戦のきっかけです。入学後は、好きなことに真剣に向き合いたいという想いと、自分の実力を確かめたいという気持ちが強くなり、コンクールへの出場を決めました。特に意識したのは、作品全体の調和です。中でもキャラメルのグラサージュは、和の上品な色合いに仕上げるため、何度も練習を重ねました。コンクール出場を通して、本気で取り組む人たちに囲まれ、自分の意識も大きく変わったと感じています。朝早くからの練習や放課後の自主練習を重ねる中で、努力を続ける大切さや周囲に頼る勇気、そしてメンタルを保つ力が身に付きました。今回の経験を生かし、今後は飴細工のコンクールにも挑戦したいと考えています。コンクールへの挑戦は、たとえ入賞に届かなかったとしても、その過程が必ず大きな成長につながります。迷っている人はぜひ、挑戦してみてください!

川崎 ちひろさん 受賞作品とコメント

作品名 Émotionnel~エモーショネル~
記念日やお祝いの場にふさわしい、やさしさと華やかさを兼ね備えたアントルメです。ライチを主役に、ベリー類やジャスミンのフローラルなニュアンスをバランス良く配置し、心に残る一台に仕上げました。

コメント
昨年、同じクラスでコンクールに参加した仲間が毎日練習する姿を見て、「格好良い。自分も挑戦してみたい」と感じたことが挑戦のきっかけです。自分にどれほどの実力があるのか確かめてみたいという想いもありました。作品は、記念日やお祝いにふさわしい華やかさを意識し、白と赤の二色のグラサージュで仕上げました。グラサージュは水分量の調整が難しく、模様が美しく出るよう、先生と何度も試作を重ねました。最初は自信がありませんでしたが、先生方や家族の支えに励まされ、毎日練習を重ねるうちに次第に前向きに取り組めるようになりました。特に、内気な私が話しやすいような雰囲気を作ってくれて、ほぼ毎日練習させてくださった先生方にはとても感謝しています。将来はパティシエとして様々な経験を積み、自分ならではのアントルメを考案できるようになることが目標です。

●和菓子部門●
小玉 彩乃さん 受賞作品とコメント

作品名 心恋(うらごい)
百人一首「忍れど...」をモチーフにして、恋心をテーマに作成しました。昔の人が照れて扇子で顔を隠す様子から、扇子の形にしました。内側からピンクをぼかして、断面にも濃いピンクを入れることで恋心を抱く様を表現しています。味わいにおいても、いちごとレモンで恋の甘酸っぱさを取り入れています。

コメント
洋菓子部門の校内予選二次では悔しい結果となりましたが、洋菓子と同じくらい和菓子への想いも強く、和菓子で再挑戦することを決めました。練切は時間が経つと乾燥しやすいため、焚き具合で柔らかさを調整することに苦労しました。休みがいらないと思うほど学校が好きな私にとって、夏休みも冬休みも練習に打ち込める環境は大きな支えでした。今振り返っても「楽しかった!」という気持ちが何より強く残っています。楽しみながら練習できる雰囲気を大切にしつつ、締めるところはしっかり指導してくださった先生方には、何度も救われました。受賞後、真っ先に感謝の気持ちをお伝えできたことが本当に嬉しかったです。コンクールへの挑戦は就職後でも可能です。しかし、これほど整った環境で臨める機会は多くありません。材料や設備を十分に活用でき、先生方が丁寧に指導してくださる今だからこそ、安心して挑戦できます。迷っている方には、ぜひ学生のうちに一歩踏み出してほしいと思います。

黒岩 春菜さん 受賞作品とコメント

作品名 月見草
夜に白からピンクへ移ろう月見草を二輪の花で表現し、夏らしくずんだやゆずを取り入れました。夏の夜の情趣を映した作品です。
コメント
友人の誘いをきっかけに、「自分がどこまでできるのか確かめたい」と思い、挑戦を決めました。コンクール作品では珍しい餅に挑戦し、硬くなりすぎない絶妙な状態を目指して、何度も試作を重ねました。本番は緊張しましたが、練習通りにスムーズに作業を進めることができ、落ち着いて取り組めました。また、これまで授業以外ではあまり関わる機会のなかった先生方が、自然にサポートしてくださる環境は、私にとって大きな支えでした。そのおかげで、和菓子についてより深く学ぶことができ、感謝しています。将来は和菓子店を経営することが夢です。他にはない、自分だけの和菓子を生み出せるよう、これからも努力を重ねていきたいと思います。一年、二年という限られた学校生活の中で、「やってみたい」と感じたことをすぐに行動に移すことはとても大切です。迷っている方も、ぜひ一歩踏み出してみてください。