第23回「ガレット・デ・ロワコンテスト」エスポワール部門 1位&3位受賞!
2025年11月12日(水)、第23回「ガレット・デ・ロワコンテスト」の最終審査がおこなわれ、エスポワール部門において、辻調理師専門学校 東京から3名の学生が出場。1位、3位を受賞しました。おめでとうございます!
クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワでは、2003年に発足した年からガレット・デ・ロワの普及、職人の技術の向上、育成を目的にガレット・デ・ロワコンテストが開催されています。
審査基準は、ガレットの外観、焼き加減、全体のバランス、パイ生地の出来栄え、中のアーモンドクリームの味と食感など、正統派ガレット・デ・ロワに関する理解と技術が、様々な角度から総合的に評価されます。日本を代表する名だたるシェフたちが審査員に名を連ねています。
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【第23回「ガレット・デ・ロワコンテスト」エスポワール部門 審査結果】
★優 勝:佐藤 賢太郎さん(辻調理師専門学校 東京 製菓応用技術マネジメント学科)
★第三位:伊藤 信慈さん(辻調理師専門学校 東京 製菓応用技術マネジメント学科)
●佐藤 賢太郎さん 受賞のコメント

今回、初めてコンテストという"努力がそのまま形になって評価される場"に挑戦し、優勝という結果をいただけたことを本当に嬉しく思います。これまで受験や資格以外で自分の頑張りが評価される経験はなく、だからこそ今回の結果はこれからの励みになります。
さらに、審査員のシェフの方々と直接お話しする機会をいただいたことで、新しい気づきや今後の課題も見えてきました。自分にはまだまだ伸ばせる部分があると感じ、より一層頑張りたいと思っています。
何よりも、堀越先生、橋本先生、岡部先生をはじめとする先生方、家族の支え、友達の応援があってこそ今回の結果に辿り着けました。ひとりでは絶対に得られなかった経験です。
一方で、苦労した点としては、出場した3人それぞれが違うルセットを使っていたため、自分に合った焼成時間を見つけるのがとても大変だったことです。練習ではいつも焼きすぎてしまい、本番当日も最後まで悩みましたが、これまでの練習を振り返って微調整を重ね、なんとか納得のいく焼き加減で提出することができました。
今回のコンテストを通して、挑戦する楽しさや周りの人への感謝、そして新たな課題を見つけられたことは大きな財産です。この経験を励みに、これからも精進していきたいと思います。
●伊藤 信慈さん 受賞のコメント

今回は初めてのコンクール出場でしたが、3位を受賞することができて光栄です。練習は少し大変なところもありましたが、先生方や仲間達のサポートもあり、楽しくも非常に学びになることばかりでした。特に、堀越先生、橋本先生、岡部先生にはお世話になり、もう頭が上がりません。本当にありがとうございました。また、コンクールに参加したことで、フイユタージュやガレット・デ・ロワが好きになりました。練習は終わってしまいましたが、まだまだ試してみたいことが山ほどあるので、機会があればこれからも作り続けるつもりです。
今回は佐藤君が優勝をしたこともあり、嬉しさと悔しさで半々です。この経験を糧に、これからの仕事やコンクールに活かし、次こそは優勝できるように頑張ります。

今回のコンテストでは3人全員がしっかりとお菓子作りに向き合い、大きく成長しました。
この経験を今後のキャリアに活かしてもらえたらと思います。
3人とも本当にお疲れ様でした!


