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株式会社辻料理教育研究所における追徴課税について

お知らせ

2015.10.16

2010年3月31日、株式会社辻料理教育研究所は、当時まで辻芳樹個人が運営していた教育機関である「エコール 辻 大阪」及び「エコール 辻 東京」の事業譲渡を受け、現在に至っております。その事業譲渡の内容について、2014年9月16日の阿倍野税務署による定期税務調査で、①事業譲渡の際の経費の計上において、本校税理士と見解を異にする形となり、結果的に計上漏れと判断されたこと、②海外事業協力者への貸付金に対する未収である利息の取扱いについても、同様に見解が異なり、結果的に益金算入漏れがあるという指摘を受けました。その結果、税額計算の誤りにつきまして、過去4年間の修正申告を行い、追徴課税4億6千万円余を納税することとなりました。なお、②につきましては重加算税の対象となり220万円を納税いたしました。
内訳については、法人税2億4700万円、府民税・市民税・事業税1億3700万円、過少申告加算税3990万円、消費税1680万円、復興特別法人税1440万円、延滞税1010万円などです。

そして、学校法人辻料理学館においても、それまで非課税で申告していた「通信教育」「料理検定・菓子検定」においても、営利事業として課税されることとなり、過去5年間の修正申告を行い、追徴課税約837万円(消費税607万円、その他復興特別税、延滞税、加算税など計230万円)を納税することとなりました。なお、報道されました学園祭で得た模擬店の利益に関しては、2013年より学生実行委員会の総意に基づき、奨学金制度設立のために準備金として計上していた540万円が課税対象となりました。学園祭模擬店の出店に関しては2011年より始まり、2011年・2012年に関しては被災地等へ寄付しており、2013年からの2年間が課税対象となりました。(学校法人辻料理学館経理部)

株式会社辻料理教育研究所・学校法人辻料理学館では、関係各所のご指導の下、適正な納税に努めておりますが
今回の報道でお騒がせしていることにお詫び申し上げます。

※「辻調グループ」とは、創設者・辻静雄の<建学の精神><ビジョン>を共有し、教育の実践的研究を目的に形成されたコンソーシアムの総称です。株式会社辻料理教育研究所は、辻調理師専門学校・辻製菓専門学校を事業運営している学校法人辻料理学館とは独立した経営を行っております。



<本件に関するお問合せ>
辻調グループ企画部 広報担当:尾藤
TEL:06-6629-0206