夏休み中、エコール 辻 東京で、今年も国立市民講座の料理講座が開催されました。
エコール 辻 東京は毎年開催されているこの料理講座に協力しています。

国立市主催のこの料理講座は大変人気で、
今年も、定員80名のところ、定員の2倍以上の応募があったとか。
参加の方の中にも
「去年は抽選に落ちてしまったけど、今年は当たりました！」という方もいらっしゃいました。

今年は、フランス料理。
講師は、西洋料理の大滝絵美先生が担当です。

今回は、フランス料理で、地元・国立の野菜を使った料理をご紹介しました。

朝採れのピクニックコーンを使った冷製ポタージュやナスの前菜、
スズキのポワレに、人参のケーキです。

また、この日使った野菜の多くは、エコールの卒業生の農園から仕入れたもの。
随分前から、この日使う野菜については打ち合わせをしていましたが
今年の夏は猛暑で、通常のズッキーニの受粉がうまくいかず、

用意ができなくなってしまい、代わりに、こんなかわいらしいズッキーニが届きました。

これも国立産です。野菜作りは、やはり難しいですね。

実演では、家庭で調理する際のワンポイントアドバイスや
大滝先生がフランスに赴任していたころのよもやま話など、
参加されているみなさんの興味や笑いも誘いながら
楽しく講座は進んでいました。

レシピも、家庭で作りやすいように近くの
スーパーで手に入る食材を選ぶようにしてあったりと

よりフランス料理を身近に感じていただけるよう工夫されていて
参加者の方からも好評でした。

４品が出来がりました。

さて、実演が終わると、みなさんお楽しみの試食です。

80人分の参加者のお料理は、西洋料理の先生方
サーヴィスは学生でおもてなし。

余談ですが、先生方が全員で料理されている姿を見るのは
なかなか見ることのできない風景です。
料理をする際の動きや緊張感など
学生にとっても貴重な体験になったのではないでしょうか。

講師を務めた大滝先生は
ひとつひとつテーブルをまわり、
参加者の方からの質問に答えたり、お話をしたり。

参加された感想を伺うと、美味しい、また来年も参加したいなど
みなさんが料理を楽しみ、また料理について

少しでも興味や理解を深めていたいただけたのならうれしいかぎりです。