辻調理師専門学校は、
「EXPO 2025 大阪・関西万博」大阪ヘルスケアパビリオンの
「ミライの食と文化ゾーン」で開催されるイベントに参加します。



コンテストの開催にあたって主材料に選んだのは『大豆』です。
大豆は、土壌や水質汚染のリスクを低減しながら、豊富な栄養を提供する優れた食材です。
大豆の魅力を再認識し、食卓を彩る様々な新メニューについてのアイディアを出し合い、
EXPO 2025 大阪・関西万博で世界中へその魅力を発信するためにコンテストの名前も
「2050年未来の食卓と地球を彩る！大豆レシピコンテスト」としました。

コンテストの優秀作品は、2025年7月27日 (日) ~8月2日 (土)と8月31日 (日) ~9月6日 (土)の日程に分けて
大阪ヘルスケアパビリオンで提供します！

コンテストに参加する学生達はレシピを作成するため、
昨年からいくつもの講義に参加し大豆の知識を深めていきました。
この講義にはマルコメ株式会社様、不二製油株式会社様にもご協力いただき、
大豆が体内に与える様々な効能や大豆ミート、豆乳といった食材への理解も深めていきました。




提供いただいた大豆製品を試食させてもらい学生達はオリジナルレシピの参考にしました。


募集期間になると様々な角度から今回のコンテストに取り組む学生のレシピが届きました。
中には一人で3レシピも応募する学生も！
ティラミスやグラタン、ケバブなど大豆が主材料と思えないレシピが届き、学生の発想力に驚きます！
アピールポイントでは食糧需要の増加に伴う食糧危機や環境問題に対し、
どう取り組んでいくのかを自分のレシピに落とし込んでいる学生もおり、
日ごろの学習が身についていることを感じます。


そして年明け、大阪東京で優秀作品を発表し、
万博で実際に提供する料理お菓子を決定しました！
学内で試作も行い、会場で提供する準備も万全です！






是非万博の会場で実際に試食して、学生達の日頃の成果を感じるとともに
今私たちが直面している課題について一緒に考えましょう！

EXPO 2025 大阪・関西万博
【期間】2025年4月13日（日）～10月13日（月）
　　　　辻調理師専門学校の提供は、①7月27日 （日）～8月2日 （土）②8月31日 （日）～9月6日 （土）
【場所】大阪ヘルスケアパビリオン『ミライの食と文化ゾーン』

☆まるでたこ焼き？！大阪風ビーガンお茶漬け定食
【提供期間】
7月27日 (日) ~8月2日 (土)

【コンセプト】
私はこの料理を考える際に、SDGsの目標を指針とし、「地産地消」、「廃棄が多い食材の活用」、
「健康的で誰もが楽しめる料理」という要素を重視しました。
特に、多様な食の制限に配慮し、ビーガンの方やアレルギーのある方など、
できるだけ多くの人々が一緒に食卓を囲める料理を目指しました。
また、夏にふさわしい旬の食材をふんだんに取り入れることで、
季節感と食材の魅力を最大限に引き出しました。食べる人に満足感を与えるだけでなく、
体にもやさしい一皿を実現しています。
さらに、この料理には大阪の食文化へのオマージュを込めています。
伝統をベースにしながら、未来的な視点で新しい形へと昇華させ、
大阪ならではの魅力を、料理を通して再発見してもらいたいという願いを込めています。
これらを組み合わせることで、味覚だけでなく心にも響く「新しい食のかたち」を提案します。
（調理技術マネジメント学科 伴場涼輝）
レシピはこちら

☆輝く大豆マカロン
【提供期間】
8月31日 (日) ~9月6日 (土)

【コンセプト】
コンセプトは「お菓子の力で大豆の可能性を広げる」です。
大豆は古くから私たちの食生活を支え、現在では肉や乳製品など、
多くの動物性食品の代替品としても広く知られています。
環境に優しく、栄養価も豊富で素晴らしい食品ですが、
「代替品」という言葉で大豆は何かの代わりでしかないように思えました。
「代わりだけど美味しい」ではなく、「大豆だから美味しい」、大豆が輝いて見える1品を作りたいと考えました。私が専門学校で学んだお菓子の知識を活かし、世界中に大豆の可能性を広げたいと思います。
（製菓応用技術マネジメント学科 杉浦多瑛）
レシピはこちら