「EXPO 2025 大阪・関西万博」大阪ヘルスケアパビリオンの
「ミライの食と文化ゾーン」デモキッチンでエア・ウォーター株式会社のイベントに
辻調理師専門学校の学生が参加しました！

今回のイベントは、大阪のもったいない文化が生んだミックスジュースを、冷凍技術とロボット技術でジェラートに進化させ、未来的で斬新なスイーツ体験を提供するという目的で行われました。
食材の保存には、エア・ウォーター株式会社がグリーン万博に出展している「地球の恵みステーション」で回収した二酸化炭素を用いて製造したドライアイスを再利用。持続可能な社会を目指すSDGsの取り組みを行いました！

イベントではまずはじめに液体窒素を使ったサイエンスショーが行われました。
空気中には様々な種類の成分が含まれており、その主成分が窒素です。
-196℃まで空気を冷やすことにより、窒素が液体になります。
ショーでは液体窒素に入れたバラは握っただけで粉々になり、
空気を入れた風船を入れると風船内の空気が冷えて体積が小さくなるためしぼんでしまいました！



大盛り上がりのサイエンスショーの次は
辻調理師専門学校の学生による、ロボットを操作してのジェラート作りです！
なんとロボットは学校にいる学生が遠隔操作しています！
学校側の様子はこんな感じ。



様々なモニターと、
手前にはロボットを操作するレバーがあります！
ジェラートは先ほどのサイエンスショーで使用した
液体窒素を使用して瞬間冷凍で冷やします！



学校から先生に指示をもらいながら、
万博会場のジェラートを作成している学生。
無事にジェラートも完成し、会場のお客様に提供することができました！







ちなみにこのロボット、
特別に白衣を着せてもらっています。



ロボットによる遠隔操作の調理は
液体窒素という危険なものを用いての調理にも適しています。
その他世界のどこにいても一流シェフの料理が食べられたり、
調理技術の教育にも使用できますね。







今回のイベントは8月25日(月)～8月30日(土)の6日間にかけて行われました。
エア・ウォーター株式会社の皆様、
ありがとうございました！

【参加学生】
製菓衛生師本科　　　　　　一尾 伊吹
製菓技術マネジメント学科　田中 美愛