Kitchen Lab. PRISM より

Kitchen Lab. PRISM

調理応用技術マネジメント学科

2025.06.30

皆様こんにちは。
今回は、辻調理師専門学校東京 Kitchen Lab. PRISMをご紹介します。

Kitchen Lab. PRISMは学生が運営するレストラン実習室です。

調理技術応用マネジメント学科2年生の「応用調理実習」では、レストラン実習の前日4限目から準備が始まります。
学生たちは翌日のランチ営業に向けて、食材の検品・保管・仕込みなどを行い、
実際にお客様を迎えるための準備を進めていきます。

4月の進級から、初めてレストラン実習室Kitchen Lab. PRISMでのシミュレーションを行い、
5月27日からのプレオープン期間を経て、この度6月24日にグランドオープンをする運びとなりました。
実習室内の様子を皆さまにご紹介したいと思います。

学生たちはクラスの中で西洋料理担当チーム、日本料理担当チーム、サービスチーム、
賄い料理作成チームの4つに分かれて実習を進めていきます。
これまでの授業の中では、自分たちでつくった料理は自分たちで試食をすることがほとんどでしたが、
このKitchen Lab. PRISMでは、つくった料理をお客様に提供をするということで、
衛生観念はもちろんのことですが、料理を提供するということから仕込み段階からも学生たちの眼差しは真剣です。

出汁の準備から調理は始まります。
日本料理では「一番だし」を引くところからスタートし、
西洋料理では鶏の出汁「Fond de volaille」を自分たちで仕込みます。
また、野菜や魚の下処理、魚の三枚おろしなど、1年次に習得してきた技術をいかんなく発揮していきます。

料理人だけではなく、お客様に接客をするサービスも重要な要素です。
サービス担当の学生たちも準備に勤しんでいます。
料理を盛り付けるお皿を磨き、グラスを磨き、カトラリーを準備します。
ナフキンもアイロンをあて、お客様を迎え入れる準備を進めています。
テーブルを飾るナフキンの折り方も、サービスの授業の中で複数学んでいきます。

チームの中には、クラスのメンバーの賄いをつくるグループもあります。
就職をしたレストランでは、スタッフの食事をつくる機会も多くなるでしょうから、
営業前の時間までに作成できるように料理をつくるチームもいます。
今日のメニューはドライカレーと野菜のポタージュが提供されました。

さぁ、レストラン開店の時間です。

お客様をサービススタッフがお迎えします。
厨房の中ではお客様のご注文に合わせ、自分たちにできる最大限の力を出して料理を提供していきます。
料理をしているときの学生たちって本当にいい顔をしているな、とつくづく感じます。

このKitchen Lab. PRISMでは、作成、提供する料理はおよそ4週間で変わっていきます。
6月24日から7月18日の期間の料理を紹介します。

■西洋料理　フランス料理　ランチメニュー
地元産野菜の採りたてサラダ　
愛媛県産鯛のヴァプール、フレッシュトマトソース、雑穀米
Atelier Tsuji Tokyoのバゲット

■日本料理　旬の鯛を使用した鯛尽くしの和定食
胡麻豆腐　割り醤油　山葵
鯛卯の花和え
鯛煮つけ　牛蒡　オクラ
鯛茶漬け

今後、授業の進行に合わせて学生たちの作成する料理のレベルが上がっていきます。
今はまだ不慣れな点も多くあるかと思いますが、温かい目で学生たちの成長を見守っていただき、
来校されたお客様に未来の料理人を育てる"育成のパートナー"として、
学生たちの学びをご覧いただければ幸いです。

現在も大変期待を頂いており、予約が取りづらいというお言葉を頂いておりますが、
ご都合が合いましたらご予約、ご来場いただけますと幸いです。
また、在校生の保証人ご家族様におきましては、
学生たちの日々の学びをご覧いただき応援を宜しくお願いいたします。
成長するレストランとしてご期待くださいませ。

■Kitchen Lab. PRISMのご予約に関しまして
ご予約とお支払いについて
・事前のご予約は、テーブルチェック予約サイトより、来店日の1か月前の正午から前日の14時まで可能です。
・1日にご案内できる席数が18席と席に限りがございます。
・当日に空席がある場合に限り、9:30～10:30の時間内で電話でのご予約受付対をいたしております。（042-401-0454）

詳しくはKitchen Lab. PRISM　ホームページをご覧ください。
Kitchen Lab. PRISM｜辻調理師専門学校東京 - 調理と製菓を学ぶ東京の専門学校

■ご予約サイト
辻調理師専門学校東京　Kitchen Lab. Prism - TableCheck