OSAKA

辻製菓専門学校

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2024年4月より辻製菓専門学校は辻調理師専門学校と
統合しました。

1年生パン実習~初めて使う大型機械~

製パン
製菓技術マネジメント学科
製菓衛生師本科

2022.10.14

10月から辻製菓専門学校は後期授業に入りました。
今回は後期最初の1年生パン実習の紹介です。

前期実習ではパンづくりの基礎をしっかりと勉強しました。
後期に入ると授業のたびにどんどん新しいパンが登場します。

今回学生たちがチャレンジするパンはこちら。

クロワッサンです。

日本でもよく見かけるこのクロワッサンはフランスを代表するパン。
たっぷりのバターをパン生地で折り込み作る、バターの香りとサックサクの食感が特徴のパンです。

このクロワッサン、こんな機械を使って作っていきます。

パイシーターやラミノワールと呼ばれる、生地を薄く伸ばす大型機械です。

学生たちは事前に教科書やt-ラーニング(動画教材)を使って作るポイントを予習してきていますが
実際に使うのは今日が初めて。

簡単に生地を伸ばせる便利な機械ですが、間違った使い方をすればけがに繋がってしまう危険性が・・・
そんなことが無いように、授業の中ではまずはパイシーターの危険性や安全な使い方を、
先生のデモンストレーションを間近で見ながら学びます。

そしていよいよクロワッサンづくり。

生地を薄く伸ばして三角形にカット。

それをクルクル巻くとクロワッサンの形に!

しっかり膨らませて卵を塗ってオーブンで焼くと・・・

ツヤツヤでいい香りのクロワッサンが完成しました!

ただ作り方を学ぶだけではなく、安全に作業するためのポイントやその機械の危険性もしっかり学ぶことで、
就職した後も安全に気を付けて働くことができ、
数年後には職場の後輩にそういったこともしっかりと教えてあげられる先輩になってくれますね。

~プロフィール~
辻製菓専門学校 製パン担当
中村 紘尉(なかむら ひろやす)

パンと釣りが大好きです!
パン屋さんだけではなくスーパーやコンビニのパンも新商品は全部買って一度は食べてみています。
パンのことなら何時間でも(笑)話せるので、いつでも質問に来てくださいね!