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食のコラム&レシピ

【菓子まし娘のお菓子講座】キャラメル

07<製菓>菓子まし娘のお菓子講座

2010.01.13

<【菓子まし娘のお菓子講座】ってどんなコラム??>

菓子まし娘の キャラメル よもやま話


麻紀(以下M):日本では何年か前から生キャラメルが大流行中ですが、フランスには生キャラメルなるものはないですよね~?日本独特のものなのかな(。´-ω・)ン? 亨子先生知ってます~?

亨子(以下K):そうね~そう思うけど。キャラメルと言えば最近は北海道の物や、フランスはブルターニュ地方のアンリ・ルルー氏のが流行っているみたいね。日本のお菓子も色々とフランス菓子の影響を受け新しいものが増えて来たよね。マカロンとかマシュマロとか・・・
北海道の〇畑牧場のは本当にとろけるようにやわらかくて、おいしく頂きました!!
知恵美先生はどう?

知恵美(以下C):生キャラメルって・・・いったい何をもって生キャラメルというのでしょうね。最近のは本当にやわらかく、とろけちゃいますね。味もいろいろあるし!
この前友達のフランス人から(格好良くな~い!!)新作!といって、りんご味のキャラメルを頂きましたO(≧∇≦)O やわらかいんだけど、フランスのって日本のより味も固さもしっかりしていますよね。塩なら塩、りんごならりんごの主張がはっきりしているというか。

:うんうん。そうかも!日本では塩キャラメルは去年くらいからスナック菓子の味にもなるくらい流行ってますね。
フランスのバターって無塩が主流だけど、ブルターニュ地方ではその土地の特徴として牧草に塩分を含んでいるため牛さんの乳も少し塩味がするとかしないとか!?お肉の味にも影響しているみたいですね。あぁ~おいしいお肉食べたい。。。って話がそれちゃった゚。(*^▽^*)ゞ
ブルターニュ地方では、おいしい塩も特産品としてあるから塩キャラメルって特別なものではなく、昔から生活に密着した味だったんだろうなぁ(*゜▽゜)*。_。)*゜▽゜)*。_。)ウンウン。そういえばフランス人ってあまり流行を追いかけないですよね?それに比べて日本ってホントに流行りすたりのサイクルが早すぎて...(´。` ) =3


バターの量り売り
ブルターニュのバター屋


:本当ね~。で、今回はやわらかすぎないキャラメルだよね?これもちょっとした煮詰め具合によって固さが変わるから難しいな~。以前作った時、カリカリする位に硬すぎるのができてちょっと恥ずかしかったな(*^~^*)ゝ
おいしい材料を使ってるのでもったいないから、がまんして食べてもらったけど。麻紀先生はだいたいどれ位に煮詰めている?

:私は絶対123℃!ちゃんと噛めるくらいの固さで、そして歯に引っ付かない温度です(^^)v
でも、温度計がちゃんと作動しているかどうかとか(疑うのもなんですが)、ちょっとしたことで固さって変わっちゃうので冷水を準備してキャラメルが冷えた時の固さを確認するのが一番ですね♪


:そうだね。やっぱりとろ~ん・・・ってして欲しいから、ちゃんと計った方がいいね。温度計ばかり見ていて回り焦がさないようにしないといけないよね!!家で作る時はお鍋ってどんなのでも大丈夫??ちょっと厚めのものがいい?

:そうですね。あればできるだけ厚手の鍋を使ったほうが均一に熱があたるし、焦げにくくなります。ぶくぶく沸騰がおさまってきたら手を休めず混ぜ続けることと、鍋肌についたキャラメルをていねいに落とすことがポイント!簡単でおいしいので、ぜひチャレンジしてみよう!(≧0≦*)ノ"ォゥ!!

<コラムの担当者>

鈴木麻紀
古村 亨子
瀬戸山 知恵美

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キャラメル

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