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映画「Diner ダイナー」撮影現場の裏側<3>

「Diner ダイナー」
映画・舞台

2019.07.30

今回の映画では、登場人物のキャラクターに合わせて
まず、料理のビジュアルが決まり、
そのあと、辻調の先生たちがビジュアルに合わせてレシピを考え、
すべて美味しく食べられるように仕上げています。

まずは、とっても反響の大きかった窪田正孝さん演じるスキンの料理から。
母親にイメージを重ねた「ハニースフレ」。



スフレは時間が経つとしぼんでしまうため、
撮影に耐えうるよう、先生たちは工夫に工夫を重ねていました。
スプーンを入れるとトロッと流れ出すソースは本当に美味しそうでしたね。
ご家庭でも作れるレシピを公開していますので、ぜひ挑戦してみてください。

 

そして「メルティ・リッチ」。
黒いバンズとチーズとドロッと流れ出す赤いソースのコントラストが特徴です。





このハンバーガーのポイントであるチーズの垂れ具合については、
平形先生も外園先生も一切妥協せず、常にベストな状態を追求していました。

 

1シーンを撮るために、いくつものハンバーガーがスタンバイ。



無事に撮影が終わり、スキンの席で平形先生もほっとひと息、笑顔です。



次は、見た目は子供なのに、残忍な殺しを楽しむ
本郷奏多さん演じるキッドの「パフェ」。
これは、ビジュアルスケッチに合わせた小野先生の力作です。



細部にまでこだわり、どこでも食べられるように仕上げています。
大きくて重いぐるぐるキャンディも舌のキャンディも手作り。



現場で1つ1つのパーツを組み立てたのですが、
実はジョッキの中にも食べられるゼリーが入っています。

 

そして、昆虫をこよなく愛する小栗旬さん演じるマテバが食べたのはこれ!



秋元慎治先生の力作で、すべて飴でできているんですよ。
形状はもちろん、色もツヤも本物そっくりです。

賑やかな4人のロスチカーノスに出されていた料理は「メキシカン」。



映画の中ではカラフルなお皿に盛りつけられていましたね。



次回は、カナコにまつわる料理を紹介します。

<2> 撮影現場の裏側 <4>