西洋料理・松村容次先生【全日本司厨士協会】アカデミー銀章を受章
全日本司厨士協会(All Japan Chefs Association/AJCA)より、西洋料理・松村容次先生が「アカデミー銀章」を受章しました。長年にわたり協会活動に積極的に参加し、料理技術の向上や後進の育成に貢献してきた功績が高く評価され、規定年数よりも早い受章となりました。
司厨士協会は、西洋料理の発展と料理人の資質向上を目的に活動する、日本を代表する料理人団体の一つです。なかでも関西地方本部は全国有数の規模を誇り、講習会やコンクールの開催、若手料理人の育成、食育活動、地域貢献活動などを通じて、料理業界の発展と豊かな食文化の創造に貢献しています。
●松村先生コメント
この度は、名誉あるアカデミー銀章を賜り、誠にありがとうございます。
全日本司厨士協会関西地方本部は、辻調理師専門学校において長年教鞭を執られた杉山忍先生や分林眞人先生をはじめ、多くの先達が代々活動に携わってこられた歴史ある団体です。料理技術の向上や後進の育成、食文化の発展に貢献する公益性の高い活動を続けており、その一員として今回このような章をいただけましたことを大変光栄に存じます。
私が協会活動に関わるようになったのは、2008年に司厨士協会主催のコンクールへ出場したことがきっかけでした。魚料理部門で第1位(トックブランシュ国際倶楽部賞)をいただき、大きな手応えを感じるとともに、当時中心となって活動されていた分林先生から「会員として活動してみてはどうか」とお声がけいただいたことが、現在につながっています。以来18年にわたり、多くの先輩方や仲間に支えられながら活動を続けてまいりました。
協会活動の魅力は、学校の外で活躍するシェフの皆さんと直接コミュニケーションを取れることです。普段の教育現場だけでは得られない情報や考え方に触れることができ、業界の動向や各事業所の特色を肌で感じる貴重な機会になります。例えば現在、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの江上淳一シェフが支部長を務める南支部では、湾岸エリアを中心に、辻調も含まれる大阪南部地域で活躍するシェフたちと連携しながら、活発な活動を展開しています。また、コロナ禍以前に行われていたイベントも完全復活に向けて動き出しており、協会活動はますます活気を取り戻しています。
このように、現場の第一線で活躍する料理人との交流を通じて、新しい知識や技術を学び、自身の視野を広げることができます。決して簡単な活動ではありませんが、そこから得られる学びや人とのつながりは大きく、非常に意義のある活動だと感じています。
また、現在会員として活動している本校の田中雄大先生のように、お若い頃から主体的に関心を持ち、貪欲に学び続ける人材は非常に貴重な存在です。そうした方々が成長することで、新たな人材とのつながりが生まれ、さらに良い循環へと発展していくのだと思います。
教職員の皆さんにも学生の皆さんにも、ぜひ学校外での活動にも関心を持ち、さまざまな環境に触れてほしいと思います。実際に足を運び、人と出会い、活動することでしか得られない学びがあります。
改めて、これまでご指導くださった諸先生方、共に活動してきた皆様に心より感謝申し上げます。今後もこの栄誉に恥じることのないよう、料理人の育成と業界の発展に微力ながら尽力してまいります。
松村 容次 先生:全日本司厨士協会関西地方本部大阪府本部 理事。全日本司厨士協会アカデミー銀章。関西地方本部会長表彰。大阪府優良調理師知事表彰。大阪府保健衛生関係功労者知事表彰。


