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料理のチカラプロジェクト

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長野・伊那小学校6年生に「製パン特別授業」実施

研究・セミナー関連

2026.07.09

2026年7月2日、長野県伊那市から伊那小学校6年生34名の生徒たちが辻調理師専門学校 東京に来校。1泊2日の修学旅行の体験活動としてパン作りを学びに来てくれました。



この伊那小学校では生徒たちがテーマを決めて「なぜ?」を探究していく総合学習・総合活動を行っており、何十年と続く伝統の授業だそうです。テーマは学年によってもクラスによっても様々で、"やぎ""ミニブタ""うずら""音楽""和食"などなど。今回、辻調に来てくれた34名は敬組というクラスに所属し、敬組の活動として小学校4年生のときからずっと「パン」をテーマに学びを深め活動してきました。

これまでは自分たちで資料を探し、本を読み、ネット情報を見ながらパンを作ったり、発酵について学んだり、小麦から育ててみたり、アルミ缶を集めて自分たちで材料費を調達するなどしながらパンに関する「なぜ?」を追究してきましたが、今回は初めてプロの先生にパン作りを教わるとあって、朝から全員がキラキラした目で授業に臨んでくれました。



授業の担当は製パンのスペシャリスト、小野達也先生、たも木和先生、遠藤彩乃先生です。3人の先生の元に生徒たちが分かれてバタールと角食パン作りに挑戦しました。普段からパン作りをしているとあって、材料のことや作業手順はだいたいわかっている様子。先生の手つきを真似ながら楽しそうに作業していました。





プロが仕込む量の生地が出てきたときはみんな大興奮で撮影したり、初めて見るプロ仕様のオーブンを必死にのぞき込んだり、興味は尽きない様子。




小野先生の講義では、パンに必要な材料、グルテンや発酵などについて、またパンに欠かせない塩の役割など、身近な例え話を織り交ぜながらわかりやすく解説。時々、専門用語が出たり、プロ仕様の難しい解説にも生徒たちはメモを取りながら真剣に聞き入っていました。みんなパンのことが知りたくて知りたくて、たくさんの「なぜ?」を抱えてきてくれ、先生への質問も止まりませんでした。「イーストと天然酵母の違いは?」「強力粉と準強力粉の違いは?」「パンの断面の気泡が違うのはなぜ?」......



最後は、生徒たちが学校で作ってきたパンを先生たちにプレゼンテーションしてくれ、辻調の先生たちは全11種類のパンをすべて試食し、生徒たちと真剣に向き合いながら感想やアドバイスを伝えました。



伊那小学校で取り組んでいる総合学習・総合活動は、生徒の自主性に任せて何かをとことん探究していくことを目的としていますが、探究していく過程を通してクラスの仲間と共通の思い出をもつことができ、卒業後も色褪せることなく記憶に残ることもかけがえのない財産なんだと、担任の先生がおっしゃっていました。この日、辻調理師専門学校 東京で学んだ時間も楽しい記憶として、いつまでも生徒たちの心に残ってくれることを願っています。