「京都フードテックエキスポ 2026」に教育研究センター センター長 山田研登壇
2026年10月27日(火)~28日(水)の2日間にわたり、「京都フードテックエキスポ 2026」がみやこメッセ(京都市勧業館)で開催されました。「京都フードテックエキスポ」とは、京都の食文化・食材・食品加工と、京都ならではのフードテックの取り組みや国内外の先進事例を紹介し、農林水産業を含む食関連の成長と新たなビジネス創出を促進することを目指した、今年で4回目のイベントです。
(公式サイト・登壇者)https://kyoto-foodtech.com/

昨年度までは「京都スマートシティエキスポ」との共催でしたが、展示規模の拡大を求める数多くの声が寄せられたこと、また「フードテック」が国家戦略の一画を占めることになったことを踏まえ、その一層の推進をするべく、今年度は単独開催されました。また、フードテック分野のパイオニアで、国内最大級のフードテックイベント「SKS JAPAN」を主催する株式会社UnlocXと連携。大企業からスタートアップまで、国内、海外と多用な業界関係者が参加しました。辻調理師専門学校からは教育研究センター センター長 山田研が登壇し、「なぜ昆布だしは"おいしい"のか ~科学と感性でひもとくガストロノミーテック~」というテーマで、三重大学・神宗との共同研究について発表しました。

気候変動による海水温上昇で良質な天然昆布の収穫が激減する中、職人の五感に委ねられてきた昆布だしの抽出動態をマルチバンド光センシングという先進的な手法で客観的に可視化し、「色・味・香り」を高精度に予測する科学の物差しを作ることで、伝統の技術を体系化するだけでなく、気候変動下における昆布資源の新たな価値創出の可能性が拓かれるという内容で、ガストロノミーテックによって、伝統的な和食文化の継承と環境課題の解決をつなぐ未来を展望する講演となりました。


