OSAKA

辻調理師専門学校

ブログ

【キャリアガイダンス】調理3年制・松田 愛さんインタビュー(2月号)

高度調理技術マネジメント学科

2017.02.10

「言語化する力」が、料理人のキャリアを拓く。

リクルート発行「キャリアガイダンス」2月号にて、
辻調理師専門学校 高度調理技術マネジメント学科(3年制)の
インタビューが掲載されました。

キャリアセンター 副センター長 桐原 清武
1期生 松田 愛
1期生 竹内 光輝

松田 愛

キャリア形成実習の前に、自分に関する20項目の質問に答える課題があります。
課題に取り組んでみて、どう感じましたか。

松田: 大変でした(笑)。「どんなところに就職したいのか」とか「成長しやすい状況はどんな状況か」とか、あらためて聞かれると、答えに詰まることが多くて。考えれば考えるほど分からなくなったりして、書き上げるのにずいぶん時間がかかりました。でも、課題シートにたくさん書くことで、「私ってこんなこと考えていたのか」と、気づくことも多かったですね。「厳しく指導してもらって、追いつめられた方が、自分は伸びる」など、自分を分析することもできました。また、卒業後の目標を具体的に書き出して整理すると、その目標を達成するために、自分が今何をするべきかも分かります。「夢を叶えるために勉強している」という自覚が生まれるので、勉強にますます力が入るようになりました。


今年の秋には1回目のキャリア形成実習が始まります。実習先で何を学びたいですか。

松田: 私の将来の夢は、自分のお店を開くことです。お店の運営をするためには、料理の知識だけでは足りません。そこで、1回目の実習では、サービスの仕事に挑戦したいと思っています。調理場とサービスの連携方法、従業員のサービス動線、お客さまへのおもてなしなどを、体験しながら学びたいです。調理場のスタッフとサービススタッフ、お互いがお互いの仕事を理解していれば、お店は上手に回るはず。そんなお店をつくるヒントを、現場でつかみたいと思います。


2回目・3回目の実習先は決めましたか。

松田: まだはっきり決めていませんが、2回目・3回目の実習では調理場を経験したいです。調理場では、全体の雰囲気や働く人の様子を観察したいですね。料理はチームでつくるものなので、メンバーの性格や個性に合わせて声掛け・行動するのが大事だと思っています。クラスメイトにもいろんな人がいますが、調理場にはもっといろんな人がいるはず。現場で働く人はどんな人なのか、その人たちとどんな関係をつくれば良いのか、どのように協力すれば良いか...などを学びたいです。


卒業後に就職したいところはどこですか。

松田: それもまだはっきり決めていませんが、できれば優秀な女性シェフがいる現場で働きたいです。私は、女性シェフには女性ならではの強みや魅力があるのではないかと思っています。女性シェフの仕事をそばで見せていただいて、女性ならではの強みや魅力を探し、それをお手本にしたいです。


卒業するまでにやっておきたいことは何ですか。

松田: 人脈広げることです。夏休みに宮城県へ行き、食を通して町おこしをしている方にお話をうかがいました。食がきっかけでつながりができて、親戚のように仲良くなって、お互いに助け合う。そんな温かい関係に感動しました。たくさんの人とつながれば、いろんな視点からものごとを見ることができるし、いつかお店を開くときの助けにもなるはず。未来の自分のためにも、一期一会を大切にしていきたいです。


-------------------------------------------------------------
リクルート進学総研 キャリアガイダンス
http://souken.shingakunet.com/career_g/