FRANCE

辻調グループ フランス校

ブログ

リエルグ村をご紹介します

フランス校日記

2020.07.20

Bonjour, フランス校教務部です。
今日は初心に返って、シャトー・ド・レクレールのあるリエルグ村をご紹介します。
リヨンの少し北、あのボジョレ・ヌーヴォーで有名な、ボジョレ地方にあります。
ポルト・デ・ピエール・ドレ Porte des Pierres Doréesという町を構成する村のひとつで
人口2000人強、大きな広いお家がたくさん並ぶ、のどかで可愛い村です。

この一帯は「黄金色の石の里 ペイ・デ・ピエール・ドレ Pays des Pierres Dorées」と呼ばれています。
というのも、近隣の地質から切り出された黄色味を帯びた石が、家の外壁に多く使われているからです。
家並みが黄色いのがわかりますか?西日を浴びると、さらに色濃く映え、まさしく黄金色になります。
ボジョレ地方にはこうした黄色くて可愛い家並みの村が40以上も点在しています。

村を見下ろす丘の上のシャトー・ド・レクレールから、村の中心部までは徒歩5分。
生活に密着したひと通りの商店は揃っています。まずはパン屋さんから。
いつも笑顔の若いご夫婦の経営で、パンだけでなく、一般的なお菓子も買うことができます。

そのお向かいにあるのが、エピスリー。青果類も扱っている小さな食料品店です。
お店はどこも夕方に閉まってしまいますが、ここは日用品も一通り揃っているので、
学生たちは「コンビニ」と呼んでいます(笑)

こちらの赤い看板は肉屋さん、その隣はカフェ・バーです。
カフェはこの日はお休みでしたが、夏はテラス席も出て、いつも賑わっています。
肉屋さんでは、お惣菜やチキンの丸ごとローストなどが購入できます。

お花屋さんもあります。取り扱っている花も、ディスプレイの仕方も日本とは違いますよね。
四季折々に表情が変わるので楽しいですよ。

こちらはタバコ屋さんと隣は美容室。
フランスでは新聞や雑誌はタバコ屋さんで販売しています。
奥の隣は学生だけでなく職員もお世話になっている美容室です。

その向かいのピエール・ドレ(黄金色の石)が美しいこの建物には薬局があります。
3軒ある村の診療所で医師から処方箋をもらったら、ここで薬を購入します。
肌ケア用品や、美容グッズなども置いています。

最後にこちらは村のシンボルでもある教会です。裏にリエルグ村郵便局があります。
今も決まった時間に鐘を鳴らすこの教会は歴史的建造物に指定されています。
夜はライトアップされ、ステンドグラスがとても綺麗ですよ。

いかがでしたか?小さな村ですのでみんなフレンドリーな店主ばかりです。
このほか、リエルグ村が誇る、隠れ家的な素敵なレストランも1軒ありますが、
そちらはまた別途ご紹介したいと思います。