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辻調グループ フランス校

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峰岸 拓海くん 研修先:La Villa Archange(ラ・ヴィラ・アルカンジュ)

研修生レポート

2017.02.08

峰岸 拓海 MINEGISHI Takumi
東京・光丘高等学校 卒
エコール 辻 東京 辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ フランス校留学コース
2016年春コース レクレール校 調理研究課程
研修先:La Villa Archange(ラ・ヴィラ・アルカンジュ)

僕の研修先はカンヌの隣村カネにあります。カンヌから丘の上に向かって歩いて30分くらいです。
研修先には二つの形態のお店があり、高級料理を提供する2ツ星の「ガストロノミー」と手頃な値段でクオリティの高いビストロ料理を出す「ビストロノミー」の両方の料理を同じ厨房で担当しています。ですので建物はとても大きいです。

 

自分が最初に担当していた仕事はパリで行われたイベントの仕込みでした。300人分の仕込みを担当していました。現在はアペリティフ、アミューズ・ブーシュを担当していて他の部門の手伝いもしています。
従業員はみんな面白い人ばかりで半分以上がフランス人ではないです。シェフはとても優しい方でとても良くしてもらってます。スーシェフは日本人で、他にも日本の方が2人います。フランスにいる日本人の料理人の方は経験値が高く、同じ日本人として尊敬もしますし、勉強になることばかりです。

 

最寄りの大きな町カンヌはあの有名なカンヌ国際映画祭が行われる場所だけあって綺麗な街です。ニースなどにも1,5ユーロでいけるので交通の便はよく、なかなか便利です。おすすめの場所は教会の上で、夜景がとても綺麗です。あとは、やはり海です砂浜も綺麗で何より海が透き通っていて日本じゃなかなか見れません。
休みの日はカンヌに遊びに行ったり月一回程度リヨンにも遊びに行っています。

 

住んでいるところは元々二人部屋で今は1人で住んでいます。部屋の割り振りは時期によって違うみたいです。
最初の一週間はフランス人と一緒だったんですが、日本のことが大好きみたいで漫画や箸などを持っていて着ている服も日本語でした(笑) ただwifiが飛んでいないのでそれがちょっと辛いです。ですが、それがフランス。慣れるか、自分でなんとかするかしかありません。仕事も大事ですが、プライベートは南仏ののんびりした雰囲気を味わって楽しむように心がけています。

研修中はとにかくどれだけ早く作業するかと仕込みがどれだけ大事かを学んでいます。イベントが多いので仕込みの量がとても多く、手早く確実にこなさなければ間に合いません。仕込みがいい加減だと、その後のお皿にものすごく影響がでます。
研修に行く前は、研修はもっと殺伐としたものだと思っていたのですが、周りの人たちがとても優しくとても楽しいです。もっと研修でいろんなことを学んで充実した研修にして従業員とももっと仲良くなり日本に沢山の事を持ち帰りたいです。

南仏のフランス料理界の中心的人物オーナーシェフのオジェ氏と