FRANCE

辻調グループ フランス校

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製菓外来講習 M. Gaetan FIARD(ガエタン・フィアール氏)/ MAISSON(メッソン)

フランス校教壇から

2022.07.04


今回お越しいただいたのはレクレール校から車で北に30分ほどのベルヴィルにある「メッソン」のガエタン・フィアール氏です。
フィアール氏はフランスの数々の有名ホテルでシェフパティシエとして活躍された経歴の持ち主です。
コンクールでも素晴らしい結果を残されています。
2014年の「ル・モンディアル・デ・ザール・シュクレLe Mondial des Arts Sucrés」という、男女ペアでお菓子や細工の技術を競い合う国際的なコンクールでは、フランス代表として見事優勝されています。
フランス校にはコンクール優勝後の2014年度から外来講師として指導してくださっています。

今回披露して頂いたお菓子は

FLEUR DE FRAMBOISES フルール・ド・フランボワーズ
名前が「フランボワーズの花」という意味のこのお菓子は、バニラ風味のタルト生地の中にフレッシュフランボワーズとフランボワーズのコンフィが詰まっており、その上に香草のヴェルヴェンヌ風味のホワイトチョコレートクリームを絞っています。
花のような外観、味も優雅な気分にさせるものでした。



今期も2ヶ月以上が過ぎ、アシスタント研究生も積極的にフィアール氏とコミュニケーションを取ることが出来ています。
普段のフランス語学習と生活のたまものですね!


難しい仕上げのお菓子ですがフィアール氏は手早く作業していきます。
まさにコンクールをイメージさせる、流れるような仕事でお菓子が出来上がりました。


※写真撮影のため、マスクを外してもらいました。

アシスタントを務めた研究生のコメント
「普段の実習とは違う器具の使い方やタルト生地の延ばし方を知ることができ、お菓子作りの幅が拡がりました。慣れた作業でも、もっといい方法はないかとイメージしながら仕事していきたいです。」
「初めてのアシスタントで緊張しましたが、自分からやりたい!と伝えて、させてもらえたのは嬉しかったです。仕上げのクリームも挑戦しましたがとても難しく、上手くできるように練習したいと思いました。」