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辻調グループ フランス校

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調理外来講習 M. Sébastien CHAMBRU(セバスティアン・シャンブリュ氏)/L'O des Vignes(ロ・デ・ヴィーニュ)

フランス校教壇から

2017.12.09

今日の外来講師は、セバスチャン・シャンブリュー氏。
学校から車で1時間ほど、白ワインで有名なフュッセFuissé村にあるレストラン「ロ・デ・ヴィーニュ」のオーナーシェフです。
レストランと共に地方料理を食べることが出来るビストロも併設しています。

シェフのシャンブリュー氏は、南仏やリヨンでシェフを務めた後、現在のレストランを開業しました。
また、2007年にはフランス国家最優秀職人章(M.O.F.)を受章しています。

このお店はフランス校の研修先でもあり、今日は現在研修中の吉川慶亮君と共に来校し、授業をしていただきました。

今回作っていただいた料理はオマールを使った料理2品です。
オマールの下処理や火通しに関してのポイントを細かく説明していただくと共に、オマールの殻を使ったソースも作っていただきました。
1品目はボロネーゼ(ミートソース)という料理、普通ひき肉で作るソース・ボロネーゼをオマールに替えていました。
2品目はラヴィオリ仕立てにされていました。


1品目
オマールの腕、尾の部分の切れ端を角切りにし、野菜やトマト、赤ワインと共にミートソースのような仕上がりに、茹でたオマールの尾と共に盛り付けました。
付け合せは、パスタ(リングイーネ)を茹でて、1本ずつ並べてパルメザンをふりかけて焼いたものです。


2品目
オマールの爪の1つを小さな角切りにして、炒めた野菜と共にラヴィオリ生地で包みました。
(詰め物の中心には卵黄が入っています。)
もう1つの爪を上に飾り、オマールの殻で作ったコンソメのようにクリアなソースをかけています。

最後に、アシスタント学生、研修生、シェフで一緒に写真を撮りました。
左から、甘利紘貴君、吉川慶亮君(研修生)、シェフ、福田和輝君、小島司君です