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"グレーテル"のスタジオから【葛飾北斎の大福】

グレーテルのかまど
テレビ

2025.04.22

4月21日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。

今回、グレーテルが残したメッセージは
「ザ・グレート ウェーブ!」



今宵ひもとくのは、「葛飾北斎の大福」です。

レシピ指導は金澤賢吾先生。



江戸時代末期に活躍した絵師・葛飾北斎。
冨嶽三十六景で、富士山をいくつも描いています。
なかでも、迫力のある大波を描いた「神奈川沖浪裏」は、
海外では「ザ・グレート ウェーブ」として知られ、
朝日を浴びて赤く染まった富士山を描いた「凱風快晴」も有名な作品です。

今宵は、大福が大好きだったという北斎にちなんで、大波と赤富士に見立てた大福に挑戦です!
餅生地には、餅粉(右)と、うるち米を粉にした上新粉(左)を少し加えます。
上新粉を入れることで、成形しやすくなり、食べた時の歯切れがよくなるんです。



餅粉・上新粉・上白糖に、水を数回に分けて加えダマにならないように混ぜて、
全体が混ざったら、生地の3分の1に赤い色素を加えて、赤と白の生地を蒸し器へ。



あんは、小豆のこしあん(左)と、白インゲン豆の白あん(右)の2種類を用意します。



こしあんの色でお餅の色がくすまないように、白あんで包むというひと手間を加えて。



まずは赤い餅生地を使って「赤富士」を作ります。
丸めた生地を平らにして、真ん中に小さな穴をあけ白い餅生地を埋め込んだら、
先ほどのこしあんを包みます。



俵形に整えて、白い生地の部分をつまんで山の形にすると、
うっすらと冠雪した「赤富士」が出来上がり!



次はグレートウェーブ、波を表現。
ずは白あんに青い色素を混ぜて丸めておきます。



白い餅生地をピンポン玉ぐらいに丸めて手のひらに広げ、青色のあんを包みます。
これも俵型に整えたら、内側に片栗粉をつけたさらしで包んで絞ります。



上部を少し曲げると、波が完成!
写真では少しわかりにくいですが、青いあんが透けて見えます。



北斎もびっくりの、赤富士と大波の大福。
江戸時代の絵師に思いを馳せながら、いただくことにしましょう。



葛飾北斎の「大福」のレシピはこちら


月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」https://nhk.jp/kamado
毎週月曜日放送 22:00~22:25(NHK Eテレ)
【再放送】翌月曜11:05~11:30(NHK総合)、翌水曜15:10~15:35(NHK Eテレ)
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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