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"グレーテル"のスタジオから【としこさんのポン菓子】

グレーテルのかまど
テレビ

2025.09.16


9月15日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。

ポンポンを持ってグレーテルの応援の練習に励んでいたヘンゼル。
今回の、グレーテルが残したメッセージは
「ポン!ポン!いってみよー!」



このメッセージから応援にチアリーダーたちが使うポンポンを連想したヘンゼルですが、
正解はポン菓子の「ポン!ポン!」でした!
ということで今宵ひもとくのは「としこさんのポン菓子」です。
レシピ指導は立嶋穣先生です。



日本中の子供たちに昔から愛され続けているポン菓子。
あの特徴的なポン菓子機を開発し、ポン菓子を作り続けている方がいます。
それが、御年99歳の吉村利子さん!
戦争当時学校の先生だった利子さん。
やせ細った子供たちを見て、「お米を大きく膨らませるポン菓子なら子供たちをおなかいっぱいにしてあげられる。」と、ポン菓子作りに一念発起します。
子供たちに好かれるお菓子の裏にはこんな素敵な話があったんですね。

普通、ポン菓子を作るには専用のポン菓子機がなければなりません。
ですが、今回作るのは"ヘンゼル流"ポン菓子です。おうちでもできるポン菓子を作っていきます!
まず用意するのは炊いたお米!
お米を洗ってぬめりをとったあとは2日間乾燥させて水をきっちり逃がしていきます。

乾燥させたお米は薄くサラダ油を塗ったフライパンに入れてフタをしますが、油断大敵です。
全体に均一に色がつくように適度にフライパンを振り続けます!

立嶋先生と助手の山本先生も一生懸命振り続けます!



次に水と砂糖で作ったからめる餡を炊いてそこに塩を一つまみ。
実はこれ、利子さんのポン菓子の味わいの決め手なんです!
塩を少量入れることにより、甘さが引き立ちます。
鍋に入れたからめる餡に「ヘンゼルポン菓子」を入れてしっかりからめていきます。
からめた後はできるだけパラパラになるようにキッチンペーパーに広げて冷まします。



この状態でもすでにおいしいのですが、
今回は冷やしぜんざいにポン菓子をかけることにしました!
まずはゆで小豆とグラニュー糖、水を鍋に入れてやわらかめに煮詰めていきます。
このままではぜんざいの水分が多いため、葛粉を茶漉しで振るいながら入れていきます。
こうすることでぜんざいの粘りが強まり、水分を閉じ込めることができます。
するとポン菓子が水分を吸って食感が悪くなることを防いでくれます。



粘りがでてきたら火を止め、和三盆糖をザルで振るいながら入れていきます。
和三盆糖は加熱すると風味が損なわれてしまいます!
和三盆糖を全体に混ぜたらバットに移して冷やします!

しっかり冷やしたら器にぜんざいを盛り付けてポン菓子をたっぷりのせていきます!
今回はおやつにとっておいた抹茶アイスもトッピング!



お家でできる"ヘンゼル流"ポン菓子!
ぜひ試してみてください!
としこさんの「ポン菓子」のレシピはこちらから

月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!

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「グレーテルのかまど」https://nhk.jp/kamado

毎週月曜日放送 22:00~22:25(NHK Eテレ) 

【再放送】翌月曜11:05~11:30(NHK総合)、翌水曜15:10~15:35(NHK Eテレ)
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓

https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html

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