MEDIA

最新メディア情報

"グレーテル"のスタジオから【イザベラ・デステのバラのケーキ】

グレーテルのかまど
テレビ

2025.11.11

11月10日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。

バラの花を飾るヘンゼル。
今回の、グレーテルが残したメッセージは
「バラの花束ちょうだい」



ということで、今回はヘンゼルの得意なスイーツで花束を作ることに!
今宵ひもとくのは「お菓子のルネサンス!イザベラ・デステのバラのケーキ」です。
レシピ指導は宮田至康先生です。



イタリア・ルネサンスの芸術をけん引した女性、イザベラ・デステ。
彼女が結婚式に、見たこともないものを作ってほしいと料理人に頼んでできたのがトルタ・デッレ・ローゼ。
今回作るバラのケーキだったのです。

まずは強力粉に砂糖を加えてよく混ぜ、もんじゃ焼きを作る時の様に土手を作ります。
次に、卵と牛乳を土手の真ん中に入れて混ぜます。
少しずつ土手を崩しながら材料を混ぜ終えたら、バターを塗ったボウルに入れます。
ドライイーストを振りかけて、ラップをしたら冷蔵庫で30分休ませます。

生地を休ませたらイーストが見えなくなるまで押し混ぜて、塩を加えてさらに混ぜます。
しかし、練りすぎは厳禁。練りすぎてしまうと、パンになって歯ごたえが出てしまいます。
今回は口の中でほろっとほどけるケーキのような食感を目指します!
練り終わったら冷蔵庫に入れて20分休ませます。





再び生地を休ませた後は、バターを練りこんでいきます。
麺棒でたたいて柔らかくしたバターを生地に入れて台に擦り付けながら練りこみます。
ここでも練りすぎは厳禁。しかし、バターはしっかり潰すように混ぜていきます。
バターを潰し終えたらラップをかけて常温で60分休ませます。
休ませたあとは冷蔵庫に入れて一晩発酵させます。

発酵が終わったら生地を台に出して伸ばします。
生地を二つ折りにしたら麺棒を使って15cm×20cm程の長方形に伸ばして、冷蔵庫で30分休ませます。
休ませたあとは25cm×30cm程に生地を伸ばし、さらに冷蔵庫で20~30分休ませます。

冷蔵庫で生地を休ませている間にバタークリームを作ります。
はじめに、常温の柔らかいバターと砂糖を混ぜます。
よく混ざったらレモンの皮の黄色いところだけをすりおろします。
白いところを入れないことでレモンの苦みは感じず、
食べた時にさわやかな香りだけを感じることができます。
これでバタークリームは完成!

バタークリームが完成したら、休ませた生地を取りだし、
生地の長い方のはし2センチだけ刷毛で水を塗ります。
残りの部分には、作ったクリームを全部塗ってムラができないように均一に塗り広げます。
クリームを塗り終わった生地は水を塗っていない方から、ロールケーキのように巻いていきます。
生地の巻き終わりは指で生地を馴染ませます。

巻き終わった生地は六等分にカットします。
型を用意したら生地を中央に一つ、その周りに五つ入れます。
中心が高くなるように周りの生地を隙間がなくなるよう押さえます。
こうすることでケーキの仕上がりが綺麗なブーケのようになります!
生地はその後、30℃のオーブンで60分発酵させ、190℃で40分焼きます。



生地を焼いている間に、生地に塗るグレーズを作ります。
粉砂糖にレモン汁を加えてよく混ぜたら完成。
今回は色粉を混ぜて、薄いピンク色に仕上げました!

オーブンから出した生地にグレーズを塗り、
少し冷めたら、型から外してバラのケーキの完成です!






バラの花束のようなとてもかわいいケーキができました。
ぜひおうちで試してみてください!

バラのケーキのレシピはこちら

月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!

-----------------------------

「グレーテルのかまど」
https://www.web.nhk/tv/an/kamado/pl/series-tep-VNWVWYKX3Q

毎週月曜日放送 22:00~22:25(NHK Eテレ) 

【再放送】翌月曜11:05~11:30(NHK総合)、翌水曜15:10~15:35(NHK Eテレ)
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html

-----------------------------