"グレーテル"のスタジオから【インド ネルー首相のバルフィ】
11月17日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。
ヨガマットの上で「戦士のポーズ」をするヘンゼル。
今回の、グレーテルが残したメッセージは
「子どもの日には戦士のポーズ!」
近くには1輪のバラも。
ということで、今宵、紐解くのは「インド ネルー首相のバルフィ」です。
レシピ指導は宮田至康先生です。
1947年にイギリスからの独立を果たし、インドの初代首相となったネルー。
彼は生前、子どもに関する政策を大切にしていました。ネルーが1964年に74歳で亡くなった年、
それまで11月20日だったインドの子どもの日は、ネルーの誕生日である11月14日に変更されました。
今回はインドでは子どもの日に大人気の、ココナツがぎっしりのバルフィを作ります!
いつもはミリリットルで計量しますが、今回はグラムで計量します。
バルフィは煮詰めてつくるお菓子なので、煮詰まった牛乳の重さを正しく測って最適な分量にしていきます。
まずは牛乳をフライパンで煮詰めていきます。
使用する牛乳は400グラム。中火で軽く沸騰させ、弱火にして煮詰めていきます。
フライパンの側面から牛乳が固まらないように、側面も沿うようにしながら、
80グラムになるまでひたすらかき混ぜて煮詰めていきます。
牛乳が80グラムに煮詰まったら、砂糖を80グラム加えて、混ぜながら弱火で温めます。
砂糖のざらざらしている感じがなくなったら、次にココナツを加えます。
ココナツも80グラム。牛乳、砂糖、ココナツが1対1対1になっているので覚えやすいですね。
牛乳と砂糖とココナツがまんべんなく混ざったらオーブンペーパーの上に広げて、厚さ2センチに伸ばします。
生地をひろげたら、太さ2センチの棒を生地の両脇に置きます。
次に、生地の上にペーパーをかぶせて麺棒で伸ばし、常温で冷まします。
冷ました後は、立方体になるように縦横2センチに切ると、バルフィの完成です。
次に、アーモンドパウダーでバルフィを作ります!
まずはフライパンにコンデンスミルクを入れて弱火にかけます。
そこにグラニュー糖を加えたら、今回も手は止めずに混ぜながら温めます。
グラニュー糖が溶けたら色粉を加えてバラの赤色にします。
次にバターとアーモンドパウダーを加えます。
火を止めてから粉気がなくなるまで混ぜたら、最後にローズウォーターを10滴ほど加えて混ぜます。
ローズウォーターを最後に加えることで、バラの香りが飛ばなくなり、
食べた時に後からバラの香りを感じる様になります。
そうしたら麺棒で2ミリ程の厚さに伸ばしてから冷まします。
冷ました生地は、葉っぱの型で5枚抜いてそれぞれを半分に切ります。
残りの生地で芯を作り、花びらを1枚ずつ巻き付けてバラの形に仕上げます。
これでバラのバルフィ<バラフィ>の完成です!

インドの子どもの日に食べられているバルフィ。
おうちで作って童心に帰ってみてはいかがでしょうか。
「バルフィ」のレシピはこちらから
月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」
https://www.web.nhk/tv/an/kamado/pl/series-tep-VNWVWYKX3Q
毎週月曜日放送 22:00~22:25(NHK Eテレ)
【再放送】翌月曜11:05~11:30(NHK総合)、翌水曜15:10~15:35(NHK Eテレ)
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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