"グレーテル"のスタジオから【スウェーデンのクリスマス・シナモンロール】
12月1日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。
ひねりを加えた、クリスマスの飾りを用意するヘンゼル。
今回の、グレーテルが残したメッセージは
「今年はひねりをきかせて!」
グレーテルがひねってほしかったものは、クリスマス・シナモンロールのことでした!
ということで、今宵ひもとくのは「スウェーデンのクリスマス・シナモンロール」です。
レシピ指導は小野達也先生です。
シナモンロールが大人気のスウェーデン。
一説によると一人当たり年間で300個も食べているそう。
今回は贅沢フィリングをたっぷりとつかった、クリスマス・シナモンロールをつくります!
まずは生地をつくります。
ボウルに牛乳とイーストを入れて泡立て器でよく混ぜます。
次に塩、グラニュー糖、強力粉の順で別のボウルに混ぜ合わせておきます。
量の少ない材料をいきなり量の多い材料に混ぜてしまうと偏りがでてしまいます。
そのため、今回は少ないものから順に混ぜていきます。
粉ものに常温で戻したバターを加えて細かく刻み、そこに先ほどイーストを加えた牛乳を加えて手で混ぜます。
粉気がなくなれば、作業台に出し、揉むように生地をこねます。
今回は生地を回転しながら手の平で押し出していく"つき丸め"という方法でこねます。
生地がまとまり、ツルっとした表面になればボウルに移してラップをかけ、22~28℃で60分発酵させます。
次に、フィリングを作ります。
まずは、シナモンパウダーとグラニュー糖を合わせます。
次に、まな板の上でマジパンとバターを混ぜます。
マジパンを入れることで、アーモンドの油でフィリング全体がしっとりと滑らかな仕上がりになります。
混ぜ合わせたらボウルに移します。そこにシナモンとグラニュー糖を加えて、しっかりと混ぜ、
最後に卵も加えてさらに混ぜます。これでフィリングの出来上がりです。
生地を軽く丸め、表面が乾かないようにして、常温で15分程度休ませます。
その後、生地を横30cm、縦20cmに伸ばし、手前3cmを薄くして伸ばします。
そこにフィリングを塗り広げていきます。この時薄くした3cmの部分は巻いた時に、
のりしろになるのでフィリングを塗らないようにします。
次にベリーとリンゴのジャムを塗り広げ、最後に刻んだローストアーモンドと同じく刻んだ生ピスタチオを散らします。
次に、シナモンロールを巻いていきます。
奥から手前に巻いていき、巻き終わりは水を塗った薄い生地を引っ張り、巻いてきた生地に接着します。
巻き終わったら8等分に切っていきます。まず初めに2等分。2等分にしたものをさらに2等分。
それをさらに2等分と切っていくときれいに8等分に切ることができます。
ベーキングトレーに切った断面を上にして入れて、生地を上からしっかり押さえます。
焼く前にさらに30℃で60分発酵させます。
その後、は溶き卵を塗り、刻んだ生アーモンド、生ピスタチオ、パールシュガーを乗せて、
200℃~210℃のオーブンで20分程度焼きます。
焼きあがったら刷毛でトッピングを避ける様にシロップを塗ります。
シロップの水分が蒸発してコーティングになり、水分が抜けるのを防いでくれます。
これでシナモンロールの完成です!


スウェーデンのクリスマス・シナモンロール。
暗くて寒い季節に、家族や友人と暖かい部屋で召し上がれ。
「クリスマス・シナモンロール」のレシピはこちらから
月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」
https://www.web.nhk/tv/an/kamado/pl/series-tep-VNWVWYKX3Q
毎週月曜日放送 22:00~22:25(NHK Eテレ)
【再放送】翌月曜11:05~11:30(NHK総合)、翌水曜15:10~15:35(NHK Eテレ)
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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