辻調グループの日本料理、そして、和菓子の先生方が制作に協力しましたＮＨＫ総合　木曜時代劇『銀二貫』、昨日第１回目が放映されました。

もちろん観られましたよね？

とてもいい話です。武士の息子として生まれた主人公が大坂の商人となるということ。返事ひとつにしても「はい！」という習慣をつけられていたのが「へえ」でなくてはいけないということ、決して背筋をピンと伸ばして歩いてはいけないことなど、身にしみついた躾を変えていくことの辛さがしっかりと伝わってきました。

このような協力は実は撮影開始よりずいぶん前に準備が始まります。撮影開始数ヶ月前に今回も監督やスタッフが来校されてこのドラマに登場する和菓子や料理の試作を行い、「これでいきましょう！」ということを決めていくわけです。

撮影は2013年11月19日に始まりました。

ご覧になった方はおわかりかと思いますが、雪がしんしんと降るの眺めながら和助が食べている羊羹（丁稚羊羹）がまずは登場です。

撮影の際にはモニターをチェックするのも先生方重要な仕事です。ということでモニターをチェックする和菓子担当の仲先生と斉藤先生の写真です。

今回のブログはこのドラマの"狂言回し"テンちゃんの出番待ちの表情でお終いにしましょう。

「ところで私がどこでスカウトされたか知ってはりますか？ん？もちろんスカウトでっせ。ま、タレントちゅうことですわ。ドッグショーにつれてもろうた時に私は周りにいた仰山の仲間に惑わされずにじっと静かにしとったんですわ。それをスカウトマンに見られて、こいつならいける、と思われたちゅうことですねん。この話、ますます面白くなりまっせ。もちろん私ももっと出ます。私がおらんと話が動きませんわ。ほな、来週も観てやってください」