学生成長日記 Part 2 「彼女たちから笑顔が消える日」
学生成長日記Part2 アアチャンから報告します。
辻調理師専門学校の本科では6月に入り、日本・西洋・中国と実技試験が行われています。
今回は、二人の成長を日本料理の実技試験「大根の短冊切り」で追ってみましょう。
包丁を扱うようになって2ヵ月、基本動作ができるか、できないかを判断するには、わかり
やすい試験課題ですね。
では、彼女達の姿勢や切り方を画像で確認してみましょう。
少人数で行う試験のため、かなり緊張するはずですが、二人とも真剣な顔で頑張っています。
向かって上の〝かなちゃん〟は、プロのような姿勢で刻んでいるように見えますが......大き
なミスをしています。減点5といった感じでしょうか?
下の〝なつちゃん〟は、かなり慎重に刻んでいるようですが、ここにも落とし穴があります。
減点5ですね。
次回の学生成長日記 Part 3に減点5の秘密に迫ります
。
二人が切った大根の短冊切りです。今回の写真は試験終了後ではないため、笑顔に余裕
がみられますが、実際は緊張して笑顔が消えていました。緊張しない精神力も調理師として
必要ですね。
二人の感想は、
〝なつちゃん〟
「短冊切りは、家で結構練習したにも関わらず、いざ切るとなると緊張してしまって、普段
のようにいきませんでした」「練習の時から人に出せるようにと気を張ってしないとダメだ
と思いました」「プロはそれでお金をもらうのが仕事で、自分もそうなりたいので、その意
識を高く持って授業に取り組んでいきます!」
〝かなちゃん〟
「どう食べようか困るくらい家でたくさん大根を切りました!」「前日には包丁もしっかり研
いで準備万端で望みましたが、テスト中は目の前で先生がストップウオッチを握る姿や隣
でクラスメイトがテンポ良く切る音で焦ってしまい、練習よりもうまく切れず悔しい思いをし
ました」「いつでも自信を持って落ち着いて切りものが出来るように、これからもっと沢山練
習します!」
二人はこのように語ってくれました。実際にはプロの調理師としてはまだまだですが、ス
タートしたばかりなので、これからも見守ってくださいね。
Part 3では、「筆記試験、勉強方法が合否の分かれ目」をアップします


