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辻調グループ フランス校

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フランス校職員が料理コンクールで優勝!

フランス校日記

2014.02.26

2月20日(木)

Bonjour, 辻調グループフランス校教務部のジミーです。
2月はじめ、フランス校調理の小池浩司先生が、ジュラ地方で開催された料理コンクールに出場し、
見事優勝されました!

小池先生が出場されたコンクールは、「ヴァン・ジョーヌ振興会主催 2014年アンドレ・ジュネ杯、第11回料理コンクール
La percée du vin jaune Trophée André JEUNET 2014, 11ème édition concours de cuisine」。
フランス、ジュラ地方では毎年1月ごろ、ワインやチーズなど、地域の食産業の振興を目的として、たくさんのイベントが
催されます。その中でも特に注目を浴びているこのコンクールに、小池先生が挑戦されたんです!

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コンクール会場

この大会は今年で11回目。毎年参加者も増えていて、フランス全土やスイス、ドイツなどからも選手が集います!
カテゴリーは『学生』と『プロフェッショナル』に分かれていて、『プロフェッショナル』部門では、レストランや教育機関に
勤務する者が対象。本選では、厳正な書類審査を通過した3名が結果を競い合いました!

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競技前のインタヴュー

さあ、大会がはじまります!
審査員の厳しい目が光るなか、小池先生はスムーズにご自分の料理を仕上げていきます。

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小池先生の料理(皿盛り)
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『Tourte de lapin au ris de veau et noisette』

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競技後のインタビュー

そして結果発表。
技術、清潔さ、料理の味と盛り付けが総合的に高く評価され、プロフェッショナル部門で見事優勝されました!

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表彰式

大会後、小池先生からメッセージをいただきました!

「今回感じたことは、ここはフランスでの大会だということです。フランス人の好む味、プレゼンテーションに
どこまで近づけるか悩みましたが、学校で教えているテクニックやメニュー構成に自分のオリジナリティを
組み込んだ結果、納得のいくものとなりました。今までフランス校で学生に教えているテクニックや料理の
考え方は、私の中で自信につながり、ゆるぎないものとなりました。

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フランス校の学生も喜んでいます!

大会前までは学生指導や授業運営もしつつ、学生には内緒で準備を進めていきました。
色んなプレッシャーはありましたが、良い結果を残すことができ、また学生と一緒に喜びを分かち合うことができて
うれしいです。職員、料理人として、学生たちにひとつの目標を示すこともできたと思っています。

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賞品の数々。優勝カップ、ジュラワインなど。
8kgもあるジャンボン・フュメは、カスクルートにして学生といただきました。

ジュラ地方にも、フランス校の研修先があります。この大会でTSUJIの名をさらに多くの方々に広めることができました。
このような機会を与えてくださったナレ先生、応援してくださった先生方、本選当日にサポートしてくださった先生方、
そして学生たちに感謝いたします。皆様、ありがとうございました。」

小池先生、本当におめでとうございます!
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※「アンドレ・ジュネ杯、料理コンクール」のホームページにも、今回の大会の表彰式の写真が掲載されています。
http://www.percee-du-vin-jaune.com/concours-de-cuisine.htm