FRANCE

辻調グループ フランス校

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アスパラの季節がやってきました

フランス校日記

2021.03.29

Bonjour, 辻調グループフランス校教務部です。
昨日の日曜日からフランスは夏時間となり、日本との時差は7時間となりました。夜明るい時間が長くなりますので(例えば20時→21時となります)もう少し暖かくなると、夜もお庭で食事ができるようになります。夏は22時くらいまでは明るいフランス、太陽が満喫できる季節が近づきます。

まだ肌寒い日もある最近のフランス校近郊ですが、マルシェなどに行くと春の食材を目にするようになりました。フランスの春の食材と言えばこれ! なんといってもアスパラです!
スーパーマーケットなどでは年中売っていたりはしますが、春になるとあちこちで目にします。マルシェや路肩でスタンドを出して売っているものなど、アスパラを見ると「春が来た!」と思い、春だなあ、と思うとアスパラを思い出すくらい、フランスでは春らしい食材です。ここのところは日本でも目にするようになったようですが、アスパラの中でもスペシャルのなのはやはり白アスパラではないでしょうか?緑のものもおいしいですが、やっぱり白いものを手に取ってしまいます。

マルシェで売られているアスパラ。春が来たと感じます。(エスコフィエ校近郊ヌーヴィルのマルシェにて)

白アスパラだけを置いているところも。

食べ方としてはボイルが主流です。気候がよければバーベキューで焼いて食べたりもします。フランス校春コース生到着直後の歓迎バーベキューではよく出てくる食材で、皆さん大喜びでした。

フランス校の実習で使われたアスパラ。水に浸かっていない穂先は蒸気の熱のみで火を通します。

レストラン「Paul Bocuseポール ボキューズ」の春のスペシャルメニュー、白アスパラのボイルです。
量が多く、何度もサーヴィスしてくれます。

フランス校の実習メニューでも春コース秋コースともにアスパラを使ったものがありますが、春のメニューにはやはり白アスパラが使われます。料理やお菓子を作る時には旬の食材を学ぶことも大切です。

フランス校に実習用に入荷されたアスパラ。


アスパラが使われるフランス校調理実習メニューの一部。

アスパラを楽しめる期間はそう長くはありません。気が付くとマルシェからは姿を消してしまい他の食材の出番となりますので、なくなる前に楽しみたいですね!