Brasserie Georges(ブラッスリー　ジョルジュ)

フランス校食べ歩き日記

2022.05.09

今回ご紹介するのは、1836年から続き180年以上の歴史ある老舗の「Brasserie Georges」です。

お店はPerrache（ぺラーシュ）駅の近くリヨン2区にあり、リヨンでも老舗のブラッスリーです。
リヨンの街の人達に愛され、今回訪れた週末もほぼ満席でした。

19世紀の雰囲気を感じられる伝統的な店内です。

店内では白ビールから黒ビールまで作られており、お店の名物の１つとなっています。

ビールつながりでもう一つ、フランスではビールと言えばみんなアルザス地方の郷土料理の１つ「シュークルート」を思い出すかも知れないですね。
キャベツの塩漬け、発酵したものと肉やハムなどを一緒にワイン、だし汁などでじっくり煮込んでおり、さっぱりとした味でビールにすごく合う料理です。
ここブラッスリー・ジョルジュにも数種類のシュークルートがおいてありますので、ビール好きの皆さん召し上がってみてはいかがでしょうか。
食事をしなくても入口にあるバーでビールなどお酒を軽く飲む事も出来ます。

食事メニューはリヨン名物を始めとして沢山の種類があり日替わりメニューなどもありますが今回はA la carteアラカルト（単品）で注文しました。

1品目
Soupe à l'Oignon　　９€
まずはリヨン名物のスープアロニョン（玉ねぎのスープ）です。

玉ねぎを黄金色になるまで甘く炒め玉ねぎの甘みを感じられる一品です。
チーズのトーストが浸かっており、お好みでマデラ酒と卵黄を混ぜたものを好みで入れていただきます。

2品目
Steak Tartare　　18.75€
牛肉のタルタルです。

生の牛肉のミンチに酸味の効いたピクルスや玉ねぎ、卵黄などで即席マヨネーズをサービスの方に好みを聞かれ、目の前で料理を仕上げてくれますので、サービスの方との会話も楽しめます。
付け合わせにはジャガイモのフライとサラダが付いてきます。

3品目
Foie de Veau au Vinaigre de Vin et Echalotes　　23.50€
メイン料理はリヨン名物の仔牛の肝臓ソテーを注文しました。

仔牛の肝臓をソテーしソースは赤ワイン酢とエシャロットを使ってサッパリと仕上げた一品です。
酸味が程よく肝の甘さを引き立たたせてくれる一皿でした。