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辻調グループ フランス校

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オプション授業第1回(レクレール校)

フランス校日記

2022.05.06

Bonjour レクレール校教務部です。5月になり、日本はゴールデンウィークの最中ですね。フランスも本来5月は連休の多い月ですが、今年は祭日が日曜日にあたることが多く、振替休日がないため残念ながら連休は少なめです。残念!!(個人的な心の叫びです)5月の下旬に4連休がありますので、研究生の皆さんはそこでちょっとした旅行に出かけたりすることになると思います。気候も良い時期ですし、夏のヴァカンス前の練習としてよい機会になるはずです。

4月に研究生の皆さんが1か月ほど経ちます。先週の金曜日にレクレール校では初めての「オプション授業」が行われました。フランス文化を学ぶことができる「ワイン」「フランス語」「食文化」の3つの講座の中から一つを選択し受講します。1期に全5回で行われるこちらの講座の第1回目です。




ワインの講座は試飲の仕方から作り方や種類によるワインの違いを学ぶ内容になっています。第1回目は「試飲の仕方・導入編」でした。グラスにワインをついでからどのような順番で味わうか、というものです。まず色を見てから香りを確認し、口に含むという順番で実際に試飲をしながら学びました。「ワインは温度によって味が変わる」ということを体験するため、かなり低温に冷やした白ワインと赤ワインを目隠しして飲んでみるという実験もしました。白ワインと赤ワインは適温であれば味はかなり違いますし、視覚で「違う」と思うと味にも影響が出ますが、低温のものを目隠しして飲んだ場合は意外にも味の違いが判らなくなってしまいます。実験では「赤を選んでください」と言われて白を選んだ研究生もいましたし、かなり判断が難しかったようです!

フランス語の講座はフランス語のブリジット先生と一緒にレクレール校のあるリエルグ村をお散歩。フランス語で表現を学びながら、村で景色を見たり教会を訪れたりしました。リエルグ村は小さい村ですが、教会の中に入ると意外と大きくて驚きました。フランスの教会を見たのが初めてだった人もいたようです。お散歩の後は学校に戻ってちょっとしたおやつを食べました。フランス語の講座は普段の文法や会話の授業から少し離れて、歌を歌ったりクイズをしたりジェスチャーを習ったり、楽しくフランス語を学ぶというコンセプトで行われます。フランス語とフランス文化を学ぶ楽しい講座です。



食文化の講座はフランスの食文化を中心に学びます。第1回はフランス全土をぐるりとひと巡り、をコンセプトにフランスの各地方の特色をそこでの特産物について学びました。フランスも広く自分で全土を回るのはなかなか難しいので、食文化と一緒にフランス各地について学べるこちらの講座は役に立ちます。夏のヴァカンスの計画を立てるためにも役に立つ情報もたくさんあったようです。紹介されたお菓子や飲み物の試食もしてみました。

残る4回のオプション授業も楽しみですね。普段の実習授業とは違った角度でフランスを学ぶ授業です。たくさんのフランス文化が学べるとよいと思います。