FRANCE

辻調グループ フランス校

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製菓外来講師 M. Gaetan Fiard(ガエタン・フィアール氏)/Le Diane(ル・ディアーヌ)

フランス校教壇から

2014.09.11

今回のエスコフィエ校製菓外来講師は、パリから若き注目のパティシエ、Gaëtan Fiard(ガエタン・フィアール)氏に
来校いただきました。ガエタン氏は、パリ8区の1ツ星レストランLe Diane(ル・ディアーヌ)の製菓部門シェフです。


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まだ20代半ばという若さですが、数々のコンクールで上位入賞の経歴があり、2014年3月にパリで開催された
Le Mondial des Arts Sucrés(ル・モンディアル・デ・ザール・スュクレ)という国際的な製菓コンクールで、
フランス代表2名のうちのひとりとして出場し、みごと優勝を果たしました(ちなみに日本チームは2位でした)。


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講習では、コンクールで優勝したときの作品から、ガトーを作っていただきました。
このコンクールでは、アメ細工、パスティヤージュなど細工の他、ガトーやタルトなど、計7つの作品を
ひとつのテーマにそって作ります。フランス代表のテーマは「ノートル・ダム・ド・パリ」で、ガトーは
パリのノートルダム教会のバラ窓からインスピレーションを受けてデザインされたそうです。


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学生からでた「今後の目標は?」という質問には、「M.O.F.を受章すること」と答えてくださったフィアール氏。
今後より一層の活躍が期待されます。


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Tarte Fraise des Bois-coco
タルトの土台となる生地は厚さ2mmと通常のタルトより薄くのばして、底と側面の生地を別々にカットして型にしきこみ、
アーモンドクリームにココナッツを加えたクリームを絞って焼きます。白い部分はココナッツのリキュールを加えたライムの
ムースで、型に流し冷やし固めたものをのせ、フレーズ・デ・ボア(野苺)とフランボワーズで作ったコンフィチュールを
流し込んでいます。周りにフレーズ・デ・ボアのフレッシュを飾り完成。
コンテストなので人の目をひくような斬新なデザインも必要ですが味のバランス、食感を大切に考えたそうです。


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助手(写真左から)
宮原 惇さん
「製品への熱い情熱が感じられました。最高の状態を考えて作業する姿が印象的で刺激を受けました。」
フィアール氏
反町 美鈴さん
「製菓の専門誌で見たときに、きれいなガトーだなと思うと同時にどのようにして作られているのか不思議に思いました。
タルト生地の薄さや変わった形のムースの型、フレーズ・デ・ボアを使うなどこだわりを感じました。」


最後に全員で記念撮影
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