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辻調グループ フランス校

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調理特別講習 M. Jocelyn DEUMIE(ジョスラン・ドゥミエ氏)/L'ÉCOLE DU FOIE GRAS(レコール・デュ・フォワグラ)ROUGIE(ルジエ社)

フランス校教壇から

2021.12.06

ルジエ社は、ワインで有名なボルドーやトリュフで有名なペリゴールに近いドルドーニュ県Dordogneにあるフォワグラを専門に扱う会社で、「エコール・デュ・フォワグラEcole du Foie Gras」という、フォワグラについて学ぶ研修・研究施設を開校しています。
今回講師として来てくださったJocelyn DEUMIEジョスラン・ドゥミエ氏は「ボキューズ・ドール」の日本チームのコーチも務めています。ルジエ社では各地でフォワグラを紹介するお仕事をされています。今回もフォワグラの魅力をたっぷりと教えてくださいました。

午前中はフォアグラについての講習授業です。フォアグラの歴史、製法、調理法や保存法などいろいろな角度から説明をしてくださいました。フォアグラは2000年以上の歴史があるとの話には驚きます。ただ調理を行うよりも食材への理解を深めることはおいしい料理を作るために役に立ちますね。講習の途中には何種類ものフォアグラの試食もありました。

この日の昼食もフォアグラを使った一品。フォアグラとホタテをバルサミコ酢のソースで味付けしたもので、食べ応えがありました。


後半は実際に研究生の皆さんもフォアグラに触れて実習を行いました。専門家にならう高級食材であるフォアグラを使っての実習はかなり興味深かったのではないでしょうか。いろいろな種類の料理を作りました!



作った料理の一部です。




普段とは違う形での実習でしたが、研究生の皆さんも少しリラックスして楽しく授業を行っていました。これからもいろいろな授業が目白押しのフランス校です!