FRANCE

辻調グループ フランス校

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Beaune(ボーヌ)見学

フランス校日記

2021.12.06

Bonjour! フランス校教務部です。
フランス校では学生到着後1カ月が過ぎ、フランス料理研究課程、製菓研究課程ともに少しずつ難易度が上がってきています。
その中で先日フランス料理研究課程ではExplication du Menu spécial(ムニュスペシャル説明会)が行われました。
フランス校では5か月間の集大成として、各グループで考えた料理・お菓子を披露する場を設けており、それをムニュスペシャル、略してムニュスペと呼んでいます。

シェフからは何品程度料理を作るのかや、2月には3~4回テスト(試作)を行うことなどの話がありました。
今期の学生はどんな料理を披露してくれるのでしょうか?
楽しみですね!

さて、先週金曜日にはBourgogne(ブルゴーニュ)のワインを学ぶために、Beaune(ボーヌ)という町にあるLouis Jadot(ルイ・ジャド社)へ見学に行きました。

ボーヌはDijon(ディジョン)と並ぶブルゴーニュワインの産地として有名です。
ルイ・ジャド社についての説明を受けた後、早速工場見学が始まりました。
扉を開けるとそこには......

大きな空間に見たことないほどに大きな樽や機械が理路整然と並んでおり、「わー」っと研究生から声が上がります。


担当者からはどのようにワインを作るのか、また、ルイジャド社の精神なども踏まえて説明を受けました。
先週訪れたSICAREXとはまた違った雰囲気に驚きの声が上がります。



また地下には熟成のための樽がたくさん並んでおり、その光景にも圧倒されます。

最後は6種類ものワインを試飲がありました!
まずは白ワイン3種から
・Chablis(シャブリ)2018 ・Ladoix Le clou d'orge(ラドワ・ル・クル・ドルジュ)2018 ・St Aubin(サン・トウバン)2017


次に赤ワイン3種です。
・Morgon(モルゴン)2017 ・Monthélie(モンテリー)2015 ・Beaune Premier cru Theurons(ボーヌ・プルミエ・クリュ・トゥーロン)2015

それぞれのワインで香りが違い、柑橘系、蜂蜜、アプリコットや花の香りなどプロからの表現も学びながらの試飲ができました。
ワインについては何度か講義を受けているので、少しずつ皆さん慣れてきましたね!