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辻調グループ フランス校

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調理外来講習 M. Romain BARTHE(ロマン・バルト氏)/Auberge de Clochemerle(オーベルジュ・ド・クロシュメルル)

フランス校教壇から

2017.05.02

今期初の外来講習は、レストラン「オーベルジュ・ド・クロシュメルル」のオーナーシェフ、ロマン・バルト氏とシェフ・パティシエのクーザン氏、そして研修生の高橋優君にお越しいただきました。「オーベルジュ・ド・クロシュメルル」は、ボージョレ地区のヴォー=ザン=ボージョレVaux-en-Beaujolaisという村にある1つ星の宿泊施設付きレストランで、今年は開店10周年です。毎期、レクレール校の研修生を受け入れてくださっています。今回はシェフ・パティシエにも来ていただいたので、料理とデセールを1品ずつ作っていただきました。


バルトシェフ(左)とクーザンシェフ(右)

1品目はラングスティーヌ(赤座エビ)をメインにした1品です。白い泡状のものがウイキョウとエビのソース。中にはウイキョウを柔らかく煮たものが入っており、上にはラングスティーヌをソテーしたものが。さらにその上にエビのブイヨンをゼリー状にしたものが乗せてあります。ソースにタイ料理などで使うコンバワと呼ばれるコブミカンを使用しており、エスニックな風味もします。

2品目はデセールです。イチゴがメインの1品です。今が旬のイチゴとサパンと呼ばれるモミの木の香りを合わせたもので、一番下にフレッシュのイチゴ、上にチュイル、サパンのクリームとジュレを組み合わせています。とてもフレッシュ感があり、サパンのさわやかな香りがする1品です。

雑誌でシェフとの2ショットが載り、とても嬉しそうな高橋君。在校生にはシャトー生活と研修生活の違いを説明してもらいました。在校生からも様々な質問が出ていました。

本日のアシスタントは、佐々木明日香さん(右端)、松永鎮杜君(右から2番目)、鈴木裕太君(左)でした。