FRANCE

辻調グループ フランス校

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専門講義 M.Jacques THIBAUD(ジャック・ティボー氏)

フランス校教壇から

2015.05.21

フランス校では、調理・製菓の講習・シミュレーション実習の他に、フロマージュやワインなど、フランスの食文化を学ぶうえで重要な事柄について学ぶプログラムがあります。

  

今日はその「専門講義」のひとつとして、フロマージュのスペシャリスト、ジャック・ティボー氏をお招きし、フロマージュ(チーズ)の講習を実施しました。講師のティボー氏は、CRIEL(ローヌ・アルプ地方酪農協同組合)に勤務されていた方で、引退後も世界各地で乳製品の普及に努めていらっしゃいます。

  

講習はフロマージュの作り方の説明からはじまって、種類についてもしっかり解説していただきました。フロマージュの原料には牛乳のほかに羊やヤギの乳があり、さらに様々なタイプがあります。「これまでフロマージュは苦手だったけど、フランス校に来ていろいろな種類のフロマージュを食べているうちに好きになった」という方もたくさんいます。

  

加えて、レストランでのフロマージュのサーヴィスの仕方についても説明がありました。フロマージュの味や香りによって食べる順番が決まってくるので、お皿に盛りつける際にも気をつけないといけないんですね!

最後は試食です。今回試食したフロマージュは、「ブリー・ド・モー」、「リヴァロ」、「サント=モール・ド・トゥーレーヌ」、「ボフォール」、「ロックフォール」の5種類でした。それぞれのフロマージュについての解説はもちろん、どのようなワインにあわせればよいか、といったアドヴァイスもしていただきました。

  

世界各地での講演の経験も豊富なティボー氏による解説は大変わかりやすく、充実した講習となりました。